明るく正しく強いブログ

朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

北海道新幹線とレベッカ 前編

2017年10月10日 | しゃかい
昨年から今年にかけて、現在工事中の新幹線の現場を、3ヶ所取材した。
日々、飲んで喰ってダラダラ過ごしていると思われがちだが、私もたまには働くよ
今回のブログは、北海道の二海郡八雲町(ふたみぐんやくもちょう)に取材に行った時のことについて書いてみた。

八雲町について簡単に説明すると、場所は北海道の南部で、函館の北方に位置し、
二海郡という地名の通り、全国の町で唯一、太平洋と日本海の双方に面している。
ふたつの海を生かした、漁業・養殖業も盛んだが、日本で最初に始めたとされる、西洋式酪農も有名。
写真は、名産品の牛乳と地産野菜を使用したカレーソースに、同じく名産品の魚介類のフライを乗せた「二海カレー」


美味しかったけど、カロリーは相当高そうだね。
また、北海道らしく豊かな自然も残っており、下記写真のような素晴らしい風景も多数見受けられる。

白樺が並ぶ「パノラマロード」


蝦夷富士こと羊蹄山を望む「噴火湾パノラマパーク」からの眺望

2枚とも、取材に同行した地元のカメラマンさんが撮ったもの。さすがはプロ、見事な写真だね。
無断でのブログ掲載はマズいかもしれないので、どうかバレないでくれ…(バレたらすぐ削除しますのでお許しを)。

さて、新幹線取材について話を戻そう。
青森から函館までは開業した北海道新幹線は、最終的には札幌まで延伸する計画で、八雲町にも「新八雲駅(仮称)」が新設される。
私が依頼された仕事は、工事現場の様子と八雲町を取材し、リポートとしてまとめること。
まず初日は、同行する関係者に説明してもらいながら、新幹線の工事現場を数ヶ所回り、
翌日は八雲町のおエラいさんにインタビューし、町の魅力などについて語ってもらう予定となっていた。

こちらはトンネル工事の様子。


ここからの写真は、私が撮った(なのでヘタクソ)から、掲載について問題はない。
下の写真は、現存する八雲駅からだいぶ離れた、新八雲駅の建設予定地。


見ての通り、現時点では雪と森林以外何もないが、数年後には、ここに新幹線がやってくるのだ。

初日の取材が終わり、関係者たちと食事をし、ホテルに戻ったのが21時半ころ。
その後は、一日の疲れをとるため就寝…などするわけもなく、すぐにホテルを飛び出し、今度はひとりで町へ出る。
なぜなら、翌日の取材に備えて、この町について、もっと知っておきたかったから。
当然、ある程度のことは前もって調べておいたし、先述の通り、翌日は町の実力者にも話を聞くのだが、
どうせなら、居酒屋などで地元住民の生の声を聞いた方が、町本来の姿がよくわかるだろうと思ってね。
いつの時代も、物事を判断するのに最も大事なのは現場取材。これが私のポリシーだ。
つまり、再度町へ出たのは取材の一環であり、決して趣味の居酒屋巡りではない、と言っておく。

ただ、冬の北海道は夜が終わるのも早く、チェーン店も含め、ほとんどの居酒屋が22時台には閉まるようだ。
雪道に滑って転びながら、八雲駅周辺さまよった結果、飲食店の集合施設「やくも屋台村」を発見。


遅い時間にもかかわらず、まだ何軒か営業しており、その中から一軒のお店をセレクト。
理由は、外から店内をのぞいたところ、写真のレベッカタオルが飾られていたから。


私もレベッカファンなので、ここの店主となら気が合いそうだと思ってね。
まずはビールと串揚げセットをオーダー。串揚げはたぶん自家製ではなく、味はフツーだった。


「東京から来ました」と店主にあいさつし、その後はレベッカの話題がきっかけとなり、打ち解けることに成功。
写真のタオルは、2015年8月の横浜アリーナライブ2Daysで購入したものらしい。よくチケットを確保できたなあ。
しばらく話したのち、取材に来たことは内緒にしたまま、八雲町と新幹線についてたずねてみた。
すると、それまで談笑していた店主から笑顔が消え、「八雲はダメですよ」と、吐き捨てるではないか。
ムムム…ただならぬ雰囲気。この項つづく
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