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朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

最近食べた『天下一品』新メニュー

2021年04月23日 | 天下一品
2019年秋、チェーン店にもかかわらず、790円という意識高い系価格に値上げしてしまった『天下一品』
東京ではバイトの最低賃金が1000円を超えるなど、人件費が異常に高騰したため、仕方ないのかもしれないが、
その割には、私の地元(あえて名前は明かさないが、このあと何度か出る)にある店舗は、従業員のレベルは以前のままだ。
店員の意識は低いのに、価格だけは意識高い系ってのは残念だよ。
そのような不満もあり、さらにはコロナ禍も重なったことで、最近はテンイチでの食事回数はだいぶ減った。
以下で紹介する新メニューがなかったら、もっと少なかったかもしれない。

テンイチは、新商品の開発にはあまり積極的ではない印象だが、値上げ以降は珍しく、2種の新メニューを発表。
ひとつは2020年9月に登場した「味噌ラーメン」。店舗によって値段が異なると思うが、立川店は890円。


チャーシューやメンマはなく、具材はひき肉、もやし、ネギのみ。これで890円とは、やはり意識高い。
麺はいつものヤツだと思うが、「こってり」をベースにした味噌スープはなかなかおいしく、
辛子みそと辛子ニンニクとの相性も良好。個性的な味噌テイストで、味自体は満足できた。


おそらく、「コーン」のトッピングや、ご飯を入れて食べる「味噌おじや」もウマいと思う。

もうひとつは、新商品というか、一部店舗限定販売の新トッピング「赤ん粉」(あかんこな)


赤唐辛子と山椒をブレンドした赤い粉で、「1辛」が50円で、「2辛」100円、「3辛」150円となる。
年齢とともに辛さへの耐久性が弱ってきたので、1辛にしておいた。
下記画像は、赤ん粉がかかった「こってり」に小ライスがつく、立川店限定の「サービス定食」850円。

※小ライス100円+こってり790円=890円なので、40円お得

「1辛」=+50円にしては意外と辛く、スープをすすったらムセてしまった。
私は絶対に無理だと思うが、辛いのが好きな方は、「3辛」をぜひお試しあれ。
個人的に、辛さよりツラかったのが、この日の麺の茹で具合。
すぐにくっつき固まる、珍しい(というかヒドイ)状態だったので、いわゆる「麺リフト」画像を撮影してしまった。


ギャル曽根さんなら、ひと口で食べちゃいそうだ。これで790円は、やっぱり値段に見合ってない気がする。

本部直営で、私も大好きな高円寺店では、最近、焼売やアジフライなどが登場したと聞いた。
ウマいかどうかはさておき(笑)、選択肢が増えるのはいいことだ。
最近は高円寺店にもなかなか行けず、最後に訪問したのが、値上げ直後の19年10月。
確か「おつまみ3点盛り」でビールを飲み、シメに頼んだのは、高円寺限定(?)の「天津飯定食」988円。


1年半前のことなので、ブログタイトルの【最近食べた新メニュー】には該当しないかもしれないが、一応紹介しておく。
天津飯は、私の苦手な酸味がきついタイプではなく、醤油ベースでクセのない味わい。


最初は普通に食べ進め、途中で当然のようにこってりスープを注ぐ。


見た目はよろしくないが、さすがは世界三大スープのひとつ(注:私個人の認定)。
ズルズルと一気にすすり、ラーメンともども完食。そういえば、以前はこってりラーメンのことを「煮込み」と呼んでいたが、
誰もマネしてくれないし(泣)、私自身も忘れていたので(嘆)、煮込みと呼ぶのはしばらくやめる。

最後は、昨年11月にオープンした、中野店の新メニューを紹介。
こちらは、東京では唯一の提供となる(関西ではよく見かける)「ニラにんにくラーメン」や、
「スープ増し」よりお得な、やかんで提供する「追いスープ」なんてモノもある。
 ※グルメサイト「えん食べ」より拝借

以前から、こってりラーメンの麺抜きで一杯やりたいと思っていた私にとって、待望の新商品だが、
残念ながら、ラーメンを注文せずやかんスープだけ頼むのはダメらしい(小ライスとのセットはある)。
そんな中野店に、先日、初めて訪問してきた。目的はやかんスープではなく、
紙コップに注がれた、テイクアウト専用のこってりスープだ。


正式名は「コップdeこってり」で、価格は150円。個人的には「de」の表記がちょっと恥ずかしい。
すぐ出てくると思ったが、「そちらの席でお待ちください」と告げられる。そうか、小鍋で温める手間があるのか。
待っている間、中野店のメニューを見ていたら、以前紹介した、高円寺限定「チーズパンラーメン」もあった。


数分後、ようやくコップスープが完成。「熱いのでお気をつけください」と手渡されたが、
紙コップが薄いのか、本当に熱い! 
持ち切れずに落としてしまった客もいるのではないか、と思わせる、罰ゲームレベルの熱量であった。
下記の画像2点も、熱さに耐えながら紙コップを持ち、苦労して撮影(笑)したものだ。




こってりスープには少々の青ネギと、薄~いチャーシューの切れ端が、ほんの少しだけ入っている。
肝心の味は、いつものこってりスープ…とはちょっと違い、妙なケモノ臭さがある。
麺の入っていない状態のスープを飲むのは初めてだが、これが本来のこってりスープの味なのだろうか。
豚骨ラーメンも好きな私は許容範囲だが、純粋に「テンイチこってり」の味を求める方にはどうかなあ。
ただし、スープ単品を150円というお手頃価格で売るのは、なかなかいいプランだと思った。
行きつけの居酒屋や友人宅などへ、お土産として持参したいが、熱くて持てないし、フタがないのも困る。
こってり臭+ケモノ臭のするコップを持ったまま移動するのは、さすがに恥ずかしい。電車やバスにも乗れないし。
なお、帰宅後に調べてみたところ、フタが+10円で付けられることを知った。
一時期、タピオカミルクティーが爆発的ブームとなり、歩きながら飲んでいる姉ちゃんたちをよく見かけたが、
この熱さと女性受けしないテイストでは、持ち帰りテンイチスープが支持を得ることは、まず無理だろうな。

マクドナルドと不二家がコラボし、ミルキー味のマックシェイクを売り出したように、
天下一品グループもそのうち、他の業種と組んで、斬新な商品を発表するかもしれない。
私の好きな「ペヤング」のまるか食品や、「ガリガリ君」の赤城乳業あたりと提携し、
「こってりペヤング」「こってりアイス」を出してほしいが…売れねえかなあ。



天下一品 中野店
東京都中野区新井1-9-3
中野駅北口から徒歩約5分
営業時間 11時~翌3時  
現在は20時閉店、今後は不明
定休日 基本無休
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