先日行ってきた、2泊3日の関西出張。
初日の夜は、翌日甲子園で試合をする、母校野球部の勝利を願い、ゲン担ぎメシの定番・カツカレーを食べることに。
お店は、大阪なんばにある『元祖とんかつカレー カツヤ』。
創業は1959(昭和34)年。カツカレーの元祖とされる(※諸説あり)、大正時代創業の浅草『河金』よりは、だいぶ新しいが、
「とんかつに合うようにカレーソースを作ったのは、うちが初めてでしょう」と店主が語っている。
情報元は、店内のテーブルにメニューと一緒に置いてある、店主が取材を受けた産経新聞の記事コピー。
上記画像は縮小してあるため、字が小さくて読めないだろうから、元記事を発見したのでこちらをクリックしてご確認を。
記事によると、ここのカレーソースは、刻み野菜をペースト状になるまで丹念に炒めたものを、
2~3年寝かせたのち、小麦粉とスパイスを加えてルーを作り、再び2ヶ月寝かせてから、
スープで伸ばし、リンゴ、生クリームなどを加え、さらにもう1日寝かせて、ようやく完成するらしい。
2~3年がアバウトだが、ここのカレーソースは完成まで、最大で3年2ヶ月と1日もかかることになる。
私は未食だが、「100時間かけたカレー」というレトルト商品や、そのような名前のカレー店もあるようだが、
カツヤさんのは、24×(3×365+60+1)=27744時間もかかるカレーなのである。スゲエ!
お店の存在を知った20年前から、いつか食べたいと思っていたカツカレーを目指し、難波へ向かう。
関東の人間がなんばor難波と聞けば、グリコやカニや道頓堀などを思い浮かべる方が多いだろうが、
お店に一番近い、JR難波駅の南口は、なんばらしからぬ(失礼)オシャレな雰囲気が漂っているではないか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/11/2024ff994e13e656600daf60cafe8cfe.jpg)
どうも居心地の悪い閑静な街路を歩いていくと、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/c5/7e16d5439a794cc889515b3c88517184.jpg)
すぐににぎやかな場所に出て、お目当てである赤い看板が見えてくる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/3d/3eb062abdaf1abfbb8f38bac4c246010.jpg)
老舗らしいクラシックな外観をした、『元祖とんかつカレー カツヤ』に到着。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/d8/e3cdea33a3c565f3fdd510222f0fe67c.jpg)
こちらは店頭看板のアップ。謎の人物がかぶっているのは、茶色いコック帽ではなく、とんかつらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/5b/50627c25ddeba47af2852bc7151d0405.jpg)
「頭はとんかつ」の情報元は、約20年前に発売された書籍「ナイルさんのカレー天国!!」より。
ナイルさんとは、東銀座『ナイルレストラン』の先代オーナー、G.M.ナイル氏のこと。
カツヤさんを知ったのはこの書籍なので、ナイル氏には感謝している。最近、女性に訴えられたみたいだけど(苦笑)。
店内に入ると、カウンター席とテーブル席があり、私はテーブル席に案内された。
なお、奥には漫画コーナーもあったりする。老舗なのに庶民的でいいね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/1a/d22e2186bfcef2da627a3936db2db04a.jpg)
私が着席したのは5番テーブルらしいが、「5番」と大きく記された札の裏側は、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/2f/00e66a9f13dce07ad3eac23095cac0fa.jpg)
なぜかタロットカードの「Ⅴ ジュピター」であった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/55/0b2c5674f45623a7325a6d398fc0e370.jpg)
あとで、「タロットカード ジュピター」で検索してみたところ、
正位置では「慈悲深い、善良、寛容、発展、冠婚葬祭、道徳」などを意味するらしいが、
逆位置だと「行き過ぎた行為、慣例を無視する、物欲にとらわれる」などの意味になるとか。ほぼ私のことではないか。
タロットカードより、お店メニューの紹介をしよう。まずは【カレーのメニュー】の表側。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/23/b774ae3cef2933c2b191c5676ab1ba6a.jpg)
とんかつ以外にも、ビーフカツやポークなど、いろいろな具材のカレーが用意されているが、
裏側にも、エビフライ、チキン、さらには濃厚ソースを使用したスペシャルカレーなんてのもある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/65/936dcd15202a6a240aaf573bcfc25adc.jpg)
カレーの価格は、一番安い「プレーン(素)カレーライス」が800円。カッコ素カッコトジルが親切である。
一番高いカレーは、スペシャルカレーの「ビフカツBW(特選ヒレ肉)」4400円。Wは特選お肉を意味するそうだ。
さらに、ABCとクラス分けされ(Cが一番上等)、具材だけでなくカレーソースも、異なるらしい。
大阪に住んでいたら、ABCの違いを確かめるため、カツヤさんに通い詰めるのに。
なお、トッピングは追加できるので、とんかつABC3枚を同時に頼み、食べ比べをすることも可能。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/13/9874c54e5d37bd1105a7fb8ce2f0fdae.jpg)
なお、トッピングは一品料理としても注文できるし、「ビフテキ」や「カツ丼」まである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/f6/9dd9b7e7315761c4c50557866a906a07.jpg)
ビールや後述する酒類もあるし、カツなどで一杯やってからカレーでシメ、なんてこともできそうだ。
メニュー豊富で注文に迷ったが、ここはやはり、お店のウリの元祖とんかつカレーから、
メニューに「★当店おすすめ!」と書かれている、上ロース肉の「とんかつカレーB」1500円を選択。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/16/ccf308dcdf9f6d76a3e669ab744292fc.jpg)
別の店ですでに飲み食いしていたし、さらにこのあとも1軒寄るつもりだったので、満腹になるのを避け、
トリプルとんかつのような、バカな追加トッピングはせず、卵50円の半生(「生」と「ゆで」もあり)だけにしておいた。
しばらくして、半熟玉子が乗せられた、とんかつカレーBがやってきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/ca/39466cb7c1b38e9c7d931c534a53a261.jpg)
横からのアングルも撮影。ご飯の量は、そんなに多くないかな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/8f/b815dc1690a381ea342d9714e63cff7d.jpg)
なぜか、ラッキョウが1個だけ添えられているのが微笑ましい。福神漬けはテーブルに置いてある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/14/4df4d2c2709ea0183e62d6ce2a9da5d8.jpg)
まずはカレーソースからひと口。辛さよりもまず、野菜や果物由来の旨味と甘味を感じた。
ジャンルでいえば欧風タイプになるのだろうが、私が好きな日本人の口になじむカレーである。
濃厚だけど形状はドロドロでもなく、重さは感じないので、どんどんスプーンが進む。
バターなどの油脂類はほとんど使っていないらしい。きっとカロリーも低めだろう(←カツカレーなのに…)。
とんかつに合うように作ったソースゆえ、やや薄めだが幅のある上ロースかつとの相性は、当然良好。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/5a/3075ce331700bdb75c948dc7b5adb87b.jpg)
※黄色い粉末のように見えるのは、ゆで玉子の黄身をほぐしたもの
辛さはほどよく、辛いのが苦手な人も大丈夫だと思われるし、足りなければ、卓上のガラムマサラを追加すればいい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/a4/116e231d0e0f5f69e1129e09cc61e3dd.jpg)
適度なスパイシーさが食欲をそそり、あっという間に食べ終えてしまった。さすがは長時間を費やしたソースだ。
大阪にしては高めの価格設定だが、ここでしか食べられないカレーであり、値段相応かそれ以上の価値はあるはず。
関西にはいいお店がたくさんあるので、2泊3日の滞在では1度しか行けなかったのが残念。
味を思い出しながら雑文を書いていたら、ここのカレーをまた食べたくなってきた。
今度行ったときは、さっきも書いたように、おつまみで一杯やってから、AとCのとんかつを乗せたカレーを食べようかな。
さっき紹介した卓上メニューでは、ドリンクは「ビール大中小」と「ジュース類」しか記載されていなかったが、
壁紙のメニューで、ジュースの詳細が判明。気になるのが、「プラス100円で爆弾に出来ます」の一文。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/8f/1890259f0bfe9c6bb8d350d86e7012e0.jpg)
さっき記した「後述する酒類」とは、ジュース類にウォッカorウイスキーを入れた爆弾のことである。
ここ数年、提供する店が増えてきた印象だが、関西では「酎ハイ」文化が、東京ほど広まっていないようで、
私が愛飲している、ウーロンハイやホッピーセットを、置いていない飲み屋も多い。
なので、カツヤさんに焼酎がないのも仕方はないが、ウォッカ・ウイスキーをソフトドリンクで割るとは…。
長年酒をたしなんでいるが、ファンタにウイスキーやウォッカを入れようなんて、考えたこともないぞ(苦笑)。
次回はダブルとんかつカレーだけでなく、ファンタウォッカにも挑戦…はやめておいた方がいいか。
美味しいとんかつカレーだったが、翌日の甲子園では、母校野球部は「かつ」ことができず初戦敗退(泣)。
ひょっとしたら、2500円の「スペシャルカレーのとんかつB」を食べていれば勝っていたかも?
まあ次回は母校に関係なく、カツヤさんでのんびり食事を楽しみたいな。
元祖とんかつカレー カツヤ
大阪府大阪市浪速区元町2-6-25
JR難波駅南口から徒歩約4分、他電鉄の難波駅、地下鉄大国町駅からも徒歩圏内
営業時間 10時半~20時半
定休日 日曜、不定休あり
※お店のレトルトカレーを店内で販売。2人前入り1100円
※2023年8月追記
店舗老朽化のため、近くの元町2-12-33に移転したそうです
初日の夜は、翌日甲子園で試合をする、母校野球部の勝利を願い、ゲン担ぎメシの定番・カツカレーを食べることに。
お店は、大阪なんばにある『元祖とんかつカレー カツヤ』。
創業は1959(昭和34)年。カツカレーの元祖とされる(※諸説あり)、大正時代創業の浅草『河金』よりは、だいぶ新しいが、
「とんかつに合うようにカレーソースを作ったのは、うちが初めてでしょう」と店主が語っている。
情報元は、店内のテーブルにメニューと一緒に置いてある、店主が取材を受けた産経新聞の記事コピー。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/2e/5906a5d1e6dbda4616906d64ffe56345.jpg)
上記画像は縮小してあるため、字が小さくて読めないだろうから、元記事を発見したのでこちらをクリックしてご確認を。
記事によると、ここのカレーソースは、刻み野菜をペースト状になるまで丹念に炒めたものを、
2~3年寝かせたのち、小麦粉とスパイスを加えてルーを作り、再び2ヶ月寝かせてから、
スープで伸ばし、リンゴ、生クリームなどを加え、さらにもう1日寝かせて、ようやく完成するらしい。
2~3年がアバウトだが、ここのカレーソースは完成まで、最大で3年2ヶ月と1日もかかることになる。
私は未食だが、「100時間かけたカレー」というレトルト商品や、そのような名前のカレー店もあるようだが、
カツヤさんのは、24×(3×365+60+1)=27744時間もかかるカレーなのである。スゲエ!
お店の存在を知った20年前から、いつか食べたいと思っていたカツカレーを目指し、難波へ向かう。
関東の人間がなんばor難波と聞けば、グリコやカニや道頓堀などを思い浮かべる方が多いだろうが、
お店に一番近い、JR難波駅の南口は、なんばらしからぬ(失礼)オシャレな雰囲気が漂っているではないか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/11/2024ff994e13e656600daf60cafe8cfe.jpg)
どうも居心地の悪い閑静な街路を歩いていくと、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/c5/7e16d5439a794cc889515b3c88517184.jpg)
すぐににぎやかな場所に出て、お目当てである赤い看板が見えてくる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/3d/3eb062abdaf1abfbb8f38bac4c246010.jpg)
老舗らしいクラシックな外観をした、『元祖とんかつカレー カツヤ』に到着。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/d8/e3cdea33a3c565f3fdd510222f0fe67c.jpg)
こちらは店頭看板のアップ。謎の人物がかぶっているのは、茶色いコック帽ではなく、とんかつらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/5b/50627c25ddeba47af2852bc7151d0405.jpg)
「頭はとんかつ」の情報元は、約20年前に発売された書籍「ナイルさんのカレー天国!!」より。
ナイルさんとは、東銀座『ナイルレストラン』の先代オーナー、G.M.ナイル氏のこと。
カツヤさんを知ったのはこの書籍なので、ナイル氏には感謝している。最近、女性に訴えられたみたいだけど(苦笑)。
店内に入ると、カウンター席とテーブル席があり、私はテーブル席に案内された。
なお、奥には漫画コーナーもあったりする。老舗なのに庶民的でいいね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/1a/d22e2186bfcef2da627a3936db2db04a.jpg)
私が着席したのは5番テーブルらしいが、「5番」と大きく記された札の裏側は、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/2f/00e66a9f13dce07ad3eac23095cac0fa.jpg)
なぜかタロットカードの「Ⅴ ジュピター」であった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/55/0b2c5674f45623a7325a6d398fc0e370.jpg)
あとで、「タロットカード ジュピター」で検索してみたところ、
正位置では「慈悲深い、善良、寛容、発展、冠婚葬祭、道徳」などを意味するらしいが、
逆位置だと「行き過ぎた行為、慣例を無視する、物欲にとらわれる」などの意味になるとか。ほぼ私のことではないか。
タロットカードより、お店メニューの紹介をしよう。まずは【カレーのメニュー】の表側。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/23/b774ae3cef2933c2b191c5676ab1ba6a.jpg)
とんかつ以外にも、ビーフカツやポークなど、いろいろな具材のカレーが用意されているが、
裏側にも、エビフライ、チキン、さらには濃厚ソースを使用したスペシャルカレーなんてのもある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/65/936dcd15202a6a240aaf573bcfc25adc.jpg)
カレーの価格は、一番安い「プレーン(素)カレーライス」が800円。カッコ素カッコトジルが親切である。
一番高いカレーは、スペシャルカレーの「ビフカツBW(特選ヒレ肉)」4400円。Wは特選お肉を意味するそうだ。
さらに、ABCとクラス分けされ(Cが一番上等)、具材だけでなくカレーソースも、異なるらしい。
大阪に住んでいたら、ABCの違いを確かめるため、カツヤさんに通い詰めるのに。
なお、トッピングは追加できるので、とんかつABC3枚を同時に頼み、食べ比べをすることも可能。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/13/9874c54e5d37bd1105a7fb8ce2f0fdae.jpg)
なお、トッピングは一品料理としても注文できるし、「ビフテキ」や「カツ丼」まである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/f6/9dd9b7e7315761c4c50557866a906a07.jpg)
ビールや後述する酒類もあるし、カツなどで一杯やってからカレーでシメ、なんてこともできそうだ。
メニュー豊富で注文に迷ったが、ここはやはり、お店のウリの元祖とんかつカレーから、
メニューに「★当店おすすめ!」と書かれている、上ロース肉の「とんかつカレーB」1500円を選択。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/16/ccf308dcdf9f6d76a3e669ab744292fc.jpg)
別の店ですでに飲み食いしていたし、さらにこのあとも1軒寄るつもりだったので、満腹になるのを避け、
トリプルとんかつのような、バカな追加トッピングはせず、卵50円の半生(「生」と「ゆで」もあり)だけにしておいた。
しばらくして、半熟玉子が乗せられた、とんかつカレーBがやってきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/ca/39466cb7c1b38e9c7d931c534a53a261.jpg)
横からのアングルも撮影。ご飯の量は、そんなに多くないかな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/8f/b815dc1690a381ea342d9714e63cff7d.jpg)
なぜか、ラッキョウが1個だけ添えられているのが微笑ましい。福神漬けはテーブルに置いてある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/14/4df4d2c2709ea0183e62d6ce2a9da5d8.jpg)
まずはカレーソースからひと口。辛さよりもまず、野菜や果物由来の旨味と甘味を感じた。
ジャンルでいえば欧風タイプになるのだろうが、私が好きな日本人の口になじむカレーである。
濃厚だけど形状はドロドロでもなく、重さは感じないので、どんどんスプーンが進む。
バターなどの油脂類はほとんど使っていないらしい。きっとカロリーも低めだろう(←カツカレーなのに…)。
とんかつに合うように作ったソースゆえ、やや薄めだが幅のある上ロースかつとの相性は、当然良好。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/5a/3075ce331700bdb75c948dc7b5adb87b.jpg)
※黄色い粉末のように見えるのは、ゆで玉子の黄身をほぐしたもの
辛さはほどよく、辛いのが苦手な人も大丈夫だと思われるし、足りなければ、卓上のガラムマサラを追加すればいい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/a4/116e231d0e0f5f69e1129e09cc61e3dd.jpg)
適度なスパイシーさが食欲をそそり、あっという間に食べ終えてしまった。さすがは長時間を費やしたソースだ。
大阪にしては高めの価格設定だが、ここでしか食べられないカレーであり、値段相応かそれ以上の価値はあるはず。
関西にはいいお店がたくさんあるので、2泊3日の滞在では1度しか行けなかったのが残念。
味を思い出しながら雑文を書いていたら、ここのカレーをまた食べたくなってきた。
今度行ったときは、さっきも書いたように、おつまみで一杯やってから、AとCのとんかつを乗せたカレーを食べようかな。
さっき紹介した卓上メニューでは、ドリンクは「ビール大中小」と「ジュース類」しか記載されていなかったが、
壁紙のメニューで、ジュースの詳細が判明。気になるのが、「プラス100円で爆弾に出来ます」の一文。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/8f/1890259f0bfe9c6bb8d350d86e7012e0.jpg)
さっき記した「後述する酒類」とは、ジュース類にウォッカorウイスキーを入れた爆弾のことである。
ここ数年、提供する店が増えてきた印象だが、関西では「酎ハイ」文化が、東京ほど広まっていないようで、
私が愛飲している、ウーロンハイやホッピーセットを、置いていない飲み屋も多い。
なので、カツヤさんに焼酎がないのも仕方はないが、ウォッカ・ウイスキーをソフトドリンクで割るとは…。
長年酒をたしなんでいるが、ファンタにウイスキーやウォッカを入れようなんて、考えたこともないぞ(苦笑)。
次回はダブルとんかつカレーだけでなく、ファンタウォッカにも挑戦…はやめておいた方がいいか。
美味しいとんかつカレーだったが、翌日の甲子園では、母校野球部は「かつ」ことができず初戦敗退(泣)。
ひょっとしたら、2500円の「スペシャルカレーのとんかつB」を食べていれば勝っていたかも?
まあ次回は母校に関係なく、カツヤさんでのんびり食事を楽しみたいな。
元祖とんかつカレー カツヤ
大阪府大阪市浪速区元町2-6-25
JR難波駅南口から徒歩約4分、他電鉄の難波駅、地下鉄大国町駅からも徒歩圏内
営業時間 10時半~20時半
定休日 日曜、不定休あり
※お店のレトルトカレーを店内で販売。2人前入り1100円
※2023年8月追記
店舗老朽化のため、近くの元町2-12-33に移転したそうです