数ヶ月前、西八王子の人気洋食店『おがわ』さんでハヤシライスを食べて以来、そのウマさに気付き、
ハヤシ応援団を自称し、様々なハヤシライスを食べまくっているわたくし。
※おがわさんの「ハヤシライス」with「カツサンド」
ちょうど1ヶ月前には、レトルトやウルトラセブンなど、全6種のハヤシを紹介したが、今回はその第2弾である。
まずは固形ルーから。業務用スーパーで売っていた、『エスビー食品』の「ゴールデンハヤシライスソース」。
“豊かに香るスパイス、トマトの旨味”のキャッチコピーどおり、ハヤシなのにカレーのようなスパイスを感じる。
HPによると、カルダモンやナツメッグなどを使用しているそうだが、なかなか面白い味である。
トマト風味が強い、ハヤシみたいなカレーは食べたことがあるが、これはカレーみたいなハヤシである。
具材は必要最低限の食材である、牛肉と玉ねぎしか入れてないが、なかなか美味しかった。
後日、飲み屋でたまたま、エスビーの男性社員と隣席になったので、彼の会社のHPで紹介していた、
「日本人は年間カレーを79回食べる」というデータを基に、ハヤシは年間どのくらい食べられているか聞いたところ、
「当社では調べてないのでわかりませんが、カレーの1/10、8回くらいでは?」とのこと。私と同意見だ。
今年の私は、すでに倍の16回は食べているはず。目標は5倍の年間40食だ。
続いては、地元立川市のハヤシを求めたが、前回記したように、洋食店『にゅうとん』以外では、扱っているお店が見つからず。
「ここならあるだろ」と、『CoCo壱番屋』に入ってみたところ、駅から近い立川駅南口店では、ハヤシを置いていない!
交通費を使ってまでココイチを利用するのもシャクなので、HPでハヤシがあるのを確認してから、
立川南口店からもっとも近い、国分寺並木町店に向かう。国分寺は隣市なので、立川駅から徒歩40分くらい。
ちなみに、八王子駅南口店ならば、立川駅から中央線に乗れば、15分くらいで着くよ(苦笑)。
初訪問のココイチ並木町店は、駐車場もある大型店舗。最寄り駅は西武線の鷹の台かな。
現在、「ハヤシライス」の普通(ご飯300グラム)は718円。基本の「ポークカレー」が591円だから、それくらいになるか…
って、最近のココイチは、カレーが591円もするのか!?
どうも、400円くらいの時代が長かった印象があるので、申しわけないけど、割高感があるよ。
注文後、少しかかってからハヤシライスが登場。ご飯を250グラムに減らしてもらったのでお会計は692円。
これはケチったのではなく、実はこの日、近くのお店で豚骨ラーメンを食べ、さらに替玉+スープ飲み干した直後で、
すでに腹八分状態だったから(笑)。ココイチでご飯を減らしたのは、人生初である。
最初のひと口めで、ハヤシ独特の濃厚な旨味と風味が口内に広がり、正直、ちょっと気持ち悪くなった。
以前書いたように、ライバルのカレーは、食欲をそそるスパイスのおかげで何杯でも食べられるのに対し、
濃厚で旨味過多ゆえ、すぐに満足してしまう(=飽きてしまう)ハヤシを、満腹に近い状態で食べるのは無謀だった。
それでも、少しずつ食べ進めていくと、気持ち悪さよりも「意外とイケるな…」に印象が変わってきた。
ココイチのハヤシは、カレーと同様万人受けするタイプなのだが、お肉がたっぷり入っているのも好感。
ただし、卓上の「とび辛スパイス」は、あまり合わなかった。
ラーメンふた玉食べたあとだが、ハヤシも無事に完食。ご飯減らさなくても大丈夫だったかな。
店舗数はカレーチェーンで日本一のココイチだが、個人的にもっとも好きなカレーチェーンは、
京王グループの『C&C』である。ここのカレー、もっと評価されていいと思うんだけどね。
基本の「プレーンカレー」は490円(新宿本店は440円)。ココイチよりは良心的な価格である。
ココイチと味比べをしようと思ったが、C&Cでハヤシを提供しているのは新線新宿店のみ。
先日、新宿御苑のうどん店『切麦や 甚六』が混んでて入れなかったとき、帰りに寄ってみた。
なお、実はもう1軒、別の場所で食事をしていた(後述)ので、ココイチと同様、今回も腹八分状態である。
入口の券売機で食券を購入し、空いている席に座る。このとき、卓上の札を「使用中」にするのがルール。
数分後、完成した「ハヤシライス」640円を、カウンターへ受け取りに行き、「いただきます」。
C&Cハヤシは、ココイチハヤシや一般的なハヤシと比べると、ちょっと甘口。
ソースは重厚というより軽快で、満腹寸前でもスプーンが止まらず食べ進められたが、
ハヤシライスとしては、ややインパクトが薄い気もする。お肉も小ぶりだったしね。
それでも、最後まで残さずたいらげ、札を「空席」に裏返し、食器を厨房に戻して退店。
ハヤシはココイチの方が勝っているかもしれないが、カレーはC&Cの方が絶対にウマい!
これは、○牛丼は吉野家 ○カップ焼きそばはペヤング ○高校野球は日大三
などと同様、絶対に譲らない持論のひとつなので反論は認めない。ただし、今夏の三高は結構ピンチだが。
市販の商品やカレー店だけでなく、居酒屋などでもハヤシを求めさまよう今日この頃。
つい先日、荻窪の『グレートスコット!』では、「新玉ねぎのおつまみハヤシ」という期間限定メニューがあったので、
当然のようにオーダー。ライスなしで650円。
玉ねぎ由来の甘味が、ハヤシ独特のビターな風味を和らげ、なかなかの美味。
ハヤシをスプーンでひと口、合わせて酒もゴクゴク…と調子に乗って飲んでしまい、途中で記憶をなくしちゃった。
あとで聞いたら、その日の私は初対面の若い女性客に、「キミかわいいね~ウヘヘヘヘ」などと絡んでいたらしい。
普段の私は、女性を「キミ」なんて呼ばないし、そもそも見知らぬ女性に話しかけない(正しくは話しかけられない)。
ハヤシには人間を狂わせる魅力があるのだなあ…って、己のミスを責任転換してはいけない。
こんなブログ絶対に読んでないだろうけど、あのときグレスコにいた女の子、本当にゴメン。
居酒屋・バーのハヤシといえば、聖蹟桜ヶ丘の『三太』でも、ハヤシを食べたことがある。
三太さんは毎週末にカレーを作るのだが、グリーンカレーにキーマカレーなど、内容は毎週異なる。
そして、昨年8月には珍しく、非カレーの「きのこたっぷりハッシュドビーフ」を提供していた。
※ライス抜きで700円くらいだった
店内のせいろで蒸されたハッシュドビーフ=ハヤシは、最後まで熱々のウマウマ。
画像でもわかるように、マッシュルームやシメジなど、本当にきのこたっぷりで、いいおつまみになる。
よく覚えていないが、完全なハヤシ寄りではなく、カレーを感じさせる香りもあったはず。
居酒屋・バーで出すカレーやハヤシって、本職顔負けの場合があるから侮れない。
本稿の最後を飾るハヤシは、本職である洋食店、新宿アルタ裏のビル5階にある『はやしや』。
ハヤシライスブログの締めに最適な屋号であるが、店名の由来はハヤシライスではなく、
創業者の名前が平三→ひっくり返してスーパー『三平ストア』などを営む【三平グループ】を設立
→三平といえば、当時人気だった落語家の林家三平(先代)から→レストランを『はやしや』と名付けた…らしい。
由来はさておき、こちらの創業は、戦後間もない昭和24(1949)年という老舗。
店頭にはメニューサンプルがある、私が愛してやまない昭和チックな洋食店である。
入店すると、これまた昭和風のウエイターさんに「いらっしゃいませ」と挨拶され、ひとり客用の窓際席へ案内された。
窓から見える景色は実に壮観…でもないか。アルタ裏の裏ゆえ、視線の先は靖国通りと歌舞伎町だし。
当初は「ハヤシライス」950円の予定だったが、奮発して「昭和のプレート」に1580円に。
こちらは、サーモンムニエル、ハンバーグ、ポークソテー、海老フライをワンプレートに盛り付け、
さらにカレーorハヤシが選べる、「昭和のおっさん向けお子さまランチ」である。選択は当然ハヤシ。
さっき紹介した、C&C新線新宿店に行く前に食べたのが、この商品であった。
注文後、あまり待たされることなく完成。期待どおりの映え商品だ。
楕円形のライスに、ハンバーグ、ポークソテー、サーモンムニエル、海老フライにレモンとタルタルソース、
さらには生野菜と、私の好きなマカロニサラダも盛られている。昭和の食堂でおなじみ、味なしナポリタンより嬉しい。
銀のお皿以外では、ハヤシソースが入ったポット、コンソメスープ、ソースの容器に、使い道不明の紅生姜。
メンドーなので、最初からハヤシを全部ライスに注ぎ、さっそく食べ始める。
ハンバーグは肉汁がなく平凡、ポークソテーは味が薄く、サーモンはムニエルではなく普通のソテー。
気に入ったのは海老フライとタルタル、マカロニサラダぐらいであった。あと、紅生姜のお皿はもっと小さくていいでしょ。
肝心のハヤシは、最初のひと口で、「いかにも洋食店!」と思わせる芳香と旨味が押し寄せる。
旨味だけでなく、甘味、酸味、苦みも包み込む重厚なコクと味わい。これぞハヤシライスだ!
ただ、ご飯の量が多くないし、他の料理を作っている間に冷めたのか、ソースがヌルかったのも残念。
他にも食べたい料理があるし、値段もそれほど高くないので、はやしやさんは今後も利用したいと思う。
ライスなしを含め、今回も6種のハヤシを紹介したが、私の探索はまだまだ続く予定。
友人・知人にハヤシの名店をたずねたところ、やはり日本橋や浅草など、都内のお店が多い。
立川市在住の私は、なかなか行けないエリアだけど、第3弾は、その辺のお店も探索するつもりだ。
また、前回最後に触れた、「TV番組でケンコバさんが紹介した、ソテータイプのハヤシライス」は、
放映からまだ日数がたってないので、訪問はもう少しあとにしたい。
最後に、タイトルと被るけれど、日本人よ、ハヤシライスにもっと光を!
ハヤシ応援団を自称し、様々なハヤシライスを食べまくっているわたくし。
※おがわさんの「ハヤシライス」with「カツサンド」
ちょうど1ヶ月前には、レトルトやウルトラセブンなど、全6種のハヤシを紹介したが、今回はその第2弾である。
まずは固形ルーから。業務用スーパーで売っていた、『エスビー食品』の「ゴールデンハヤシライスソース」。
“豊かに香るスパイス、トマトの旨味”のキャッチコピーどおり、ハヤシなのにカレーのようなスパイスを感じる。
HPによると、カルダモンやナツメッグなどを使用しているそうだが、なかなか面白い味である。
トマト風味が強い、ハヤシみたいなカレーは食べたことがあるが、これはカレーみたいなハヤシである。
具材は必要最低限の食材である、牛肉と玉ねぎしか入れてないが、なかなか美味しかった。
後日、飲み屋でたまたま、エスビーの男性社員と隣席になったので、彼の会社のHPで紹介していた、
「日本人は年間カレーを79回食べる」というデータを基に、ハヤシは年間どのくらい食べられているか聞いたところ、
「当社では調べてないのでわかりませんが、カレーの1/10、8回くらいでは?」とのこと。私と同意見だ。
今年の私は、すでに倍の16回は食べているはず。目標は5倍の年間40食だ。
続いては、地元立川市のハヤシを求めたが、前回記したように、洋食店『にゅうとん』以外では、扱っているお店が見つからず。
「ここならあるだろ」と、『CoCo壱番屋』に入ってみたところ、駅から近い立川駅南口店では、ハヤシを置いていない!
交通費を使ってまでココイチを利用するのもシャクなので、HPでハヤシがあるのを確認してから、
立川南口店からもっとも近い、国分寺並木町店に向かう。国分寺は隣市なので、立川駅から徒歩40分くらい。
ちなみに、八王子駅南口店ならば、立川駅から中央線に乗れば、15分くらいで着くよ(苦笑)。
初訪問のココイチ並木町店は、駐車場もある大型店舗。最寄り駅は西武線の鷹の台かな。
現在、「ハヤシライス」の普通(ご飯300グラム)は718円。基本の「ポークカレー」が591円だから、それくらいになるか…
って、最近のココイチは、カレーが591円もするのか!?
どうも、400円くらいの時代が長かった印象があるので、申しわけないけど、割高感があるよ。
注文後、少しかかってからハヤシライスが登場。ご飯を250グラムに減らしてもらったのでお会計は692円。
これはケチったのではなく、実はこの日、近くのお店で豚骨ラーメンを食べ、さらに替玉+スープ飲み干した直後で、
すでに腹八分状態だったから(笑)。ココイチでご飯を減らしたのは、人生初である。
最初のひと口めで、ハヤシ独特の濃厚な旨味と風味が口内に広がり、正直、ちょっと気持ち悪くなった。
以前書いたように、ライバルのカレーは、食欲をそそるスパイスのおかげで何杯でも食べられるのに対し、
濃厚で旨味過多ゆえ、すぐに満足してしまう(=飽きてしまう)ハヤシを、満腹に近い状態で食べるのは無謀だった。
それでも、少しずつ食べ進めていくと、気持ち悪さよりも「意外とイケるな…」に印象が変わってきた。
ココイチのハヤシは、カレーと同様万人受けするタイプなのだが、お肉がたっぷり入っているのも好感。
ただし、卓上の「とび辛スパイス」は、あまり合わなかった。
ラーメンふた玉食べたあとだが、ハヤシも無事に完食。ご飯減らさなくても大丈夫だったかな。
店舗数はカレーチェーンで日本一のココイチだが、個人的にもっとも好きなカレーチェーンは、
京王グループの『C&C』である。ここのカレー、もっと評価されていいと思うんだけどね。
基本の「プレーンカレー」は490円(新宿本店は440円)。ココイチよりは良心的な価格である。
ココイチと味比べをしようと思ったが、C&Cでハヤシを提供しているのは新線新宿店のみ。
先日、新宿御苑のうどん店『切麦や 甚六』が混んでて入れなかったとき、帰りに寄ってみた。
なお、実はもう1軒、別の場所で食事をしていた(後述)ので、ココイチと同様、今回も腹八分状態である。
入口の券売機で食券を購入し、空いている席に座る。このとき、卓上の札を「使用中」にするのがルール。
数分後、完成した「ハヤシライス」640円を、カウンターへ受け取りに行き、「いただきます」。
C&Cハヤシは、ココイチハヤシや一般的なハヤシと比べると、ちょっと甘口。
ソースは重厚というより軽快で、満腹寸前でもスプーンが止まらず食べ進められたが、
ハヤシライスとしては、ややインパクトが薄い気もする。お肉も小ぶりだったしね。
それでも、最後まで残さずたいらげ、札を「空席」に裏返し、食器を厨房に戻して退店。
ハヤシはココイチの方が勝っているかもしれないが、カレーはC&Cの方が絶対にウマい!
これは、○牛丼は吉野家 ○カップ焼きそばはペヤング ○高校野球は日大三
などと同様、絶対に譲らない持論のひとつなので反論は認めない。ただし、今夏の三高は結構ピンチだが。
市販の商品やカレー店だけでなく、居酒屋などでもハヤシを求めさまよう今日この頃。
つい先日、荻窪の『グレートスコット!』では、「新玉ねぎのおつまみハヤシ」という期間限定メニューがあったので、
当然のようにオーダー。ライスなしで650円。
玉ねぎ由来の甘味が、ハヤシ独特のビターな風味を和らげ、なかなかの美味。
ハヤシをスプーンでひと口、合わせて酒もゴクゴク…と調子に乗って飲んでしまい、途中で記憶をなくしちゃった。
あとで聞いたら、その日の私は初対面の若い女性客に、「キミかわいいね~ウヘヘヘヘ」などと絡んでいたらしい。
普段の私は、女性を「キミ」なんて呼ばないし、そもそも見知らぬ女性に話しかけない(正しくは話しかけられない)。
ハヤシには人間を狂わせる魅力があるのだなあ…って、己のミスを責任転換してはいけない。
こんなブログ絶対に読んでないだろうけど、あのときグレスコにいた女の子、本当にゴメン。
居酒屋・バーのハヤシといえば、聖蹟桜ヶ丘の『三太』でも、ハヤシを食べたことがある。
三太さんは毎週末にカレーを作るのだが、グリーンカレーにキーマカレーなど、内容は毎週異なる。
そして、昨年8月には珍しく、非カレーの「きのこたっぷりハッシュドビーフ」を提供していた。
※ライス抜きで700円くらいだった
店内のせいろで蒸されたハッシュドビーフ=ハヤシは、最後まで熱々のウマウマ。
画像でもわかるように、マッシュルームやシメジなど、本当にきのこたっぷりで、いいおつまみになる。
よく覚えていないが、完全なハヤシ寄りではなく、カレーを感じさせる香りもあったはず。
居酒屋・バーで出すカレーやハヤシって、本職顔負けの場合があるから侮れない。
本稿の最後を飾るハヤシは、本職である洋食店、新宿アルタ裏のビル5階にある『はやしや』。
ハヤシライスブログの締めに最適な屋号であるが、店名の由来はハヤシライスではなく、
創業者の名前が平三→ひっくり返してスーパー『三平ストア』などを営む【三平グループ】を設立
→三平といえば、当時人気だった落語家の林家三平(先代)から→レストランを『はやしや』と名付けた…らしい。
由来はさておき、こちらの創業は、戦後間もない昭和24(1949)年という老舗。
店頭にはメニューサンプルがある、私が愛してやまない昭和チックな洋食店である。
入店すると、これまた昭和風のウエイターさんに「いらっしゃいませ」と挨拶され、ひとり客用の窓際席へ案内された。
窓から見える景色は実に壮観…でもないか。アルタ裏の裏ゆえ、視線の先は靖国通りと歌舞伎町だし。
当初は「ハヤシライス」950円の予定だったが、奮発して「昭和のプレート」に1580円に。
こちらは、サーモンムニエル、ハンバーグ、ポークソテー、海老フライをワンプレートに盛り付け、
さらにカレーorハヤシが選べる、「昭和のおっさん向けお子さまランチ」である。選択は当然ハヤシ。
さっき紹介した、C&C新線新宿店に行く前に食べたのが、この商品であった。
注文後、あまり待たされることなく完成。期待どおりの映え商品だ。
楕円形のライスに、ハンバーグ、ポークソテー、サーモンムニエル、海老フライにレモンとタルタルソース、
さらには生野菜と、私の好きなマカロニサラダも盛られている。昭和の食堂でおなじみ、味なしナポリタンより嬉しい。
銀のお皿以外では、ハヤシソースが入ったポット、コンソメスープ、ソースの容器に、使い道不明の紅生姜。
メンドーなので、最初からハヤシを全部ライスに注ぎ、さっそく食べ始める。
ハンバーグは肉汁がなく平凡、ポークソテーは味が薄く、サーモンはムニエルではなく普通のソテー。
気に入ったのは海老フライとタルタル、マカロニサラダぐらいであった。あと、紅生姜のお皿はもっと小さくていいでしょ。
肝心のハヤシは、最初のひと口で、「いかにも洋食店!」と思わせる芳香と旨味が押し寄せる。
旨味だけでなく、甘味、酸味、苦みも包み込む重厚なコクと味わい。これぞハヤシライスだ!
ただ、ご飯の量が多くないし、他の料理を作っている間に冷めたのか、ソースがヌルかったのも残念。
他にも食べたい料理があるし、値段もそれほど高くないので、はやしやさんは今後も利用したいと思う。
ライスなしを含め、今回も6種のハヤシを紹介したが、私の探索はまだまだ続く予定。
友人・知人にハヤシの名店をたずねたところ、やはり日本橋や浅草など、都内のお店が多い。
立川市在住の私は、なかなか行けないエリアだけど、第3弾は、その辺のお店も探索するつもりだ。
また、前回最後に触れた、「TV番組でケンコバさんが紹介した、ソテータイプのハヤシライス」は、
放映からまだ日数がたってないので、訪問はもう少しあとにしたい。
最後に、タイトルと被るけれど、日本人よ、ハヤシライスにもっと光を!