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朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

ハヤシライスにもっと光を… その3

2023年11月19日 | カレー、ハヤシ
今年突然、ハヤシライス愛に目覚めた私がお届けする、【ハヤシライス・ガイド】第3弾。
第1弾から第2弾の間隔が、ちょうど1ヶ月だったのに、今回は4ヶ月も空いてしまった理由は、
ハヤシライスを提供しているお店が少ないから、に他ならない。
特に、地元の立川市は私が知る限り、常時提供しているのは第1弾で紹介した、老舗洋食店の『にゅうとん』だけである。


近隣の市もネット検索してみたが、やはり扱っているお店は見当たらず。
昨年までの私もそうだったが、西多摩地区の住民は、ハヤシに興味がないのだろうか。

レトルト商品ならば、100円ローソンで売っていた「大盛ハヤシ」は食べている。

※パッケージは捨てちゃったので、HPより拝借

過去にも何度か購入したので知っていたが、108円にしては悪くないテイストである。


ハヤシのレトルト商品は、カレーよりも当然少ないけれど、ハズレはない気がする。

固形ルーの商品では、『ハウス』の「完熟トマトのハヤシライスソース」を作ってみた。

※さっきの大盛ハヤシと同じ

実は私、生のトマトが苦手で、『モスバーガー』の「モスバーガー」もトマト抜きで注文するほど(←魅力半減では?)。
なので、トマト推しのこの商品には、やや抵抗があったのだが、いざ食べてみたところ、
確かにトマトの風味は強いが、くどくなく美味しい。意外と気に入り、お替わりしちゃったよ


断定はできないが、同じハウスが昔売っていた「ククレハヤシ」も、こういう味だったような。

一応、ハヤシライスがあるお店も探しており、たびたび図書館を利用している、世田谷区の千歳烏山では、
洋食店ではなく、駅近くの『もつやき処 い志井』で提供していることがわかり、本を返した帰りに寄ってみた。
い志井は調布に本店を構え、支店やのれん分け店が多数存在する、もつ焼きの名店である。
私も以前、本店を訪問したことがあったが、ハヤシライスを出していたとは記憶になかった。
せっかくなので、もつ焼き数本と煮込みで軽く飲んでから、シメのお食事として注文。
商品名は「東京ハヤシライス」で、価格は700円。右側のは付け合わせのスープではなく、煮込みの残りである。


飲んだあとのシメを想定しているのか、量は少なめ。ご飯は160グラムくらいかな?


トロミはなくサラサラしており、味わいは結構ビター。具材のお肉がなかなか大きいのが特徴。


酔いもお腹具合も、いい感じになったところでお会計。私の計算より429(税抜き390)円高かったが、
世田谷区の図書を、しょっちゅうタダで借りているので、それくらいはヨシとしよう。  ※下記は最近借りた本


先日は、中野に用事があったので、ついでにハヤシライス専門店の『ハヤシ屋中野荘』に寄ってみた。


開店したばかりの頃に利用したことがあったが、味の印象は「可もなく不可もなく」で、
客入りもあまりよくなかったため、飲食店激戦区の中野では苦しいだろうな…と侮っていたのだが、
お店のインスタグラムによると、今年で14周年を迎えたらしい。おみそれしました!
オムレツやチーズなどのトッピングもあるが、ここはやはり、ベーシックな「ハヤシライス」600円を注文。
開店当初は確か500円で、100円しか値上げしていないのは素晴らしいが、その分ちょっと少ない…かな。


200グラムくらいだと思われるご飯に、お玉一杯のハヤシソースが盛られる。


14年ぶりの訪問ゆえ、前回の記憶がないため、改めて味わってみる。
ソースは甘味、酸味、苦みが適度で、突出しないバランスの良さが、長年支持される秘訣なのかも。
ちなみに、屋号はハヤシ屋だが、「カレーライス」や「ナポリタン」などもあるため、
卓上のスパイスや福神漬けも使ってみたが、ハヤシとは合わなかった。


元の味に文句はなく、食後はもう少し食べたくなった。単に量が少ないからかもしれないが(笑)。

私はこの夏、甲子園に出場した母校野球部を応援するため、関西に行ったのだが、当然ハヤシも食べてきている。
訪問したのは、難波の『自由軒』。関東にも出店している、『せんば自由軒』の本家もここである。


情報満載のお店HPによると、こちらは関西初の洋食店として、1910(明治43)年に開業。
100年以上の歴史を誇る老舗ながら、気さくなおばちゃんが応対してくれるのは、さすがは関西。
カレーとご飯を混ぜて生玉子を乗せた、「名物カレー」が有名だが、混ぜないバージョンや同種のハヤシもある。


私が注文したのは、ハヤシソースとご飯を混ぜない、「別ハイシ」750円。


なぜ2枚撮ったのか覚えていないが、せっかくなので掲載しよう。


いざ食べてみると、苦みは皆無で、甘味と旨味が強く、軽やかなようで意外と濃厚。
少し歯応えが残っている具材の玉ねぎや、数個散りばめられたグリンピースも、いい脇役だよ。
ある程度食べ進めたのち、黄身ちゃんを割って混ぜたら、美味しさは増幅。


もちろん、ソースも黄身も、スプーンで残さずすくい、「ごちそうさまでした」。
明治から受け継がれている伝統の味に大満足であった。 ※ハイシが明治からあったのかは不明
東京の高級老舗店とは違う、大衆食堂っぽい雑多な雰囲気も、妙に居心地がよかった。
次回は、「トンカツ」や「海老クリームコロッケ」でビールを飲んでから、名物カレーでシメたいね。

最後にもう1軒、世田谷区の上北沢に、『ハヤシヤ』という屋号のバーがある。
こちらでは、昼も夜もハヤシライスを提供しており、ご覧のとおりアバンギャルドな外見なのだが、


食べてみるとなかなかウマいのである! お店の詳細は、数日後にアップする。 ※しました→こちらをクリック

以上、今回もハヤシライスを6皿紹介してみた。
次の第4弾は来年になりそうだが、毎回文末で触れていた、「ケンコバさんがTVで紹介したハヤシ」
=五反田『グリルエフ』のハヤシライスは、次回必ずリポートする。

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