しろくま日記

読んだ本の感想を記録してみたいと思います。
なんだか忘れてしまうので。

映画:ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q 庵野秀明監督

2013-09-10 | 映画
「ヒルクライマー」を読むのと前後して見ました。
SFアニメ映画づいていたので。

で、これまた一人で車を運転していてさびしくてDVDを流して見たのでかなりいいかげんな感想です。

エヴァンゲリオンはオンタイムでTVで見ていませんが、TVシリーズと旧劇場版はビデオで借りて、新劇場版も序、破をDVDを借りて一通り見ています。
なお解説書とかに手を伸ばすほどコアなファンではありません。

音楽と大胆な設定、コマわりというか大胆な画像展開にはビックリしました。
ただ意味ありげな謎を広げて全然解決しないで終わるというパターンは、松本零士作品などにも良く見られる日本SFアニメの伝統的展開ですねぇ...とも思っていました。

本作を流し始めて、劇場でも同時上映されたという(後から調べた)「巨神兵東京に現る」が出てきて。
「???」となりましたが。
「なるほどエヴァンゲリオンって巨神兵だよなぁ」などと感心しながら本編へ。

最初にアスカとマリがなにやらを回収するミッションをしているのですが私にはなにをやっているんだか理解できないまま、碇シンジの覚醒場面へ。
そのまま何の説明もないまま事態が展開していく。

「:破」を見て2年くらい(?)経っていて話についていけなかったですが、まぁなんだかわからないまま雰因気を楽しむというのもこの作品の楽しみ方な気もします。

結局最後までなんだかわからず見終わりました。

車を運転しながらの鑑賞でえらそうなことをいうのもなんですが、この「:Q」きちんとしたストーリーがそもそもなかったような気がします。
状況説明的なものがほとんどなくひたすら状況が転換していくだけ。
急展開かつQ(クエスチョン?)な展開。

印象に一番残った場面が、冬月副指令が碇シンジと将棋を打っている場面だったりする。
なんだか不思議な場面であった。

あと気になったのが、初期の段階でなぜミサト達ヴィレは碇シンジにきとんと状況を説明しなかったんだろうか?
論理的に考えればここでシンジをキチンと扱っていれば、ネルフに戻らなかったような...。
なんだか変。

碇ゲンドウ氏はすべて謎にしておいた方が都合が良さそうな立場だからわかるんですがどうも引っかかった。

そんなこんな含め、碇シンジの妄想なのか夢の世界なのかで移ろっているだけなような不思議な展開が続いていく....。

ドタバタと次回に続くという感じです。

「全編もやもやー」なのですがエヴァンゲリオンを前から見ていた人ならまぁ楽しめる映画じゃないでしょうか。
マニアであれば何回も見ていろいろ意味を発見できるかもしれません。

不思議な立ち位置の映画でした。

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