しろくま日記

読んだ本の感想を記録してみたいと思います。
なんだか忘れてしまうので。

テレビドラマ:戦力外捜査官

2014-02-20 | テレビ
あまりテレビは観ない(チャンネル権がないともいう...)のですが今クールではこの「戦力外捜査官」にとてもはまっています。

今録画してあった2/8放送の第五回を観終わってあまりに面白くて感極まって、先週放送の第六回をななめ見しながらこれを書いています。

ちなみに第六回...ほぼ壊れかかっているような気がしますが....無茶苦茶面白い。
いかにも展開に困って適当に作った感じなのですがすごく面白い。
いきなりの「家政婦のミタヤマです。」で吹き出した。

このテンションのままで最後まで話を続けることができるのか心配になってきてますがとにかく面白い。
感極まって衝動でこの文を書いています。

典型的なパロディかつメタフィクションというかメタドラマなんですが脚本がすごいんだろうなー。
誰が書いているんだろう?
このブログいつもはかなり(というほどでもないですが)調べて書いているんですが今回は何も調べていないのでこのドラマに人気があるのかとかなどなどまったく知らないで書いています。
番組HPすら見ていないので登場人物名すら怪しいですがせっかくなんで一切調べず書いてみます。

キャラクターはすべて類型的もしくはパロディ的人格、ストーリーも謎解きも陳腐。
役者は...主演の武井咲(でしたっけ?)はいい、もう一人の設楽刑事役のなんだかダンスのグループの人もいい(ネットがないとこんなことしかわからない...)ですが一番いいのは関根勉ですね。(これは調べないでも間違いない)

このドラマを最初に見たとき、あまりに関根勉が演じているっぽい役すぎて、誰かが関根勉のへたな物まねをしているのかと思ったくらいだったので役というよりは本人そのもの。
というか下手なモノマネをしている関根勉のモノマネをしている関根勉という感じ。
(「う~ん陽子、カレーをくれー」という感じ,こういう古い話もネットで調べなくても出てくる、若い人には、「わかるかなぁ、わからないだうなー」)
ちなみに伊吹吾郎とYOU(自信ない)の主人公の両親キャラもかなり好きです。
なんというか狂気の世界と紙一重な感じ....。

ということで陳腐な材料を独創的に並べ替えることでいかにスバラシイものができるかという見本のようなドラマ。
かなりテンションが高いです。

と書いていたら番組が終わって「明日ママがいない」の番宣をやりはじめた。
このドラマの後にこれというのはある意味とてもシュールな状況だと感じました。

いまどきドラマごときで何か一定のメッセージを真剣にうったえられると思っているドラマと、フィクション=ドラマというものを徹底的にバカにしているドラマの対比....すごい。
私には戦力外捜査官もしくは作中の関根勉の方がストレートにメッセージが伝わります。
もっともこっちは「ストレート」なだけで受け取るメッセージは観る人によってばらばらでしょうけれどもね。

久々テンションの高いすごいドラマ(「明日ママはいない」など目ではない問題作だと思う)だと思うのですが...はたして人気あるのだろうか?、前回から予告編もなくなってくるほど切羽つまっているようなので無事フィニッシュを迎えられるか心配です。

第六話もミタヤマさんの妄想というか暴走はやりすぎ感もあり、壊れ気味でしたが、後期の「マカロニほうれん荘」のようにクラッシュしないことを祈念しています。

もしこの雑文見られた方がいればぜひご覧くださいお薦めです。
来週あたり大崩壊していそうな予感もありますが...。

ネットで調べないとなにもわからないとは情けないという方も、武井咲(でいいのか?)かわいいという方も。
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