しろくま日記

読んだ本の感想を記録してみたいと思います。
なんだか忘れてしまうので。

映画:イノセンス 押井守監督

2014-07-23 | 映画
これも車の中で斜め見なのでいい加減な感想です….。
(映像美が売りの作品でもあるようなのでいい加減程度は高そう…)

先日「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」(1995年)を見てその続編的作品の本作が気になっていたため見てみました。

ただストーリー的には前作からの継続性はなく、主人公も前作の草薙素子ではなく相棒のガトーになっています、2004年公開。
映画『イノセンス』劇場本予告 - "INNOCENCE" Theater Trailer


前作に続きいかにも「サイバー・パンク」な作品で、現実とサイバー世界の境界のあいまいさや、そのマインドを楽しむ作品でしょうね。
従ってストーリーは、あるようなないような(笑)個々の情景情景を楽しむ作品でしょうね。

中盤のサイバー世界的な繰り替えしなどは、「火星のタイム・スリップ」を想起させました。

ただ、メッセージとして伝えたいのかなーと思われる「人間機械論的な人間と人形の差異のあいまいさ」「子供の残酷さ」というようなところはあまりに直截でどうも...。
最後にガトーの相棒トグサが家族のところに帰っていくのもベタではあります。
サイバーパンク的表現は、「GHOST IN THE SHELL」の時代には新鮮だったのかもしれませんが10年近く経つと新鮮味は薄れていますしね...。

と言いながらも「サイバーパンク」的映像、オリエンタルなBGM、お金かかってるんだろうなーという感じで、臭めなメッセージと併せていかにも「押井監督」的世界が好きな人にはいいんでしょうねー。

なにか気になるものが残る作品ではありました。

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