シリーズ第2作です。
第一作の同年の1969年11月公開、前作の好評を受けて製作されたようです。
またつれづれなるままに感想など。
全体的雰因気は第一作に比べより「喜劇」にふっているような感じを受けました。
第一作とくらべて登場人物のキャラは単純化されていて「こいつなんだ?」という不安感を感じない気がしました。
(第一作も基本は喜劇なんですが)
寅さんが実の母親に冷たくされて、失意で柴又に帰ってきたときの場面などは吹きだしてしまいました。
この喜劇的スタンスは基本的に次作以降のシリーズに受け継がれていくことになるのでしょうか?
冒頭「夢」から始まるのもシリーズ恒例となっていくわけですがこれも本作からのようですね。
今回のマドンナ夏子さん、あれだけ寅さんになれなれしくボディタッチしていたら...。
まぁ勘違いしますよねぇ…。
ひどい話です。
また夏子さん役の佐藤オリエの本作での演技の下手さも目につきました。
それはそれで罪意識のない感じがでていていいのかもしれませんが…。
マドンナの恋人役になる山崎務の画に書いたような二枚目ぶりも氏の後の個性派ぶりを考えるとなかなか興味深かったです。
「必殺仕置人」の念仏の鉄ですからねぇ。
寅さんの昔の先生役の東野英治郎も黄門さまを思いだしなんとも懐かしいものでした。
死の直前に自分の娘の幸せと、「寅さん」という存在への「教師」としての愛情との相克のようなものの見せかた、うまかった...。
実の母親に冷たくされたときの寅さんの哀しみ方はどこか嘘くさかったのですが、先生が死んだときの寅の哀しみぶりを見ると寅さんの「純粋」さがわかるという仕掛けでしょうかねぇ。
その辺も後のなにやら安心感のある寅さんシリーズにつながっていくような感じは受けました。
第一作の同年の1969年11月公開、前作の好評を受けて製作されたようです。
またつれづれなるままに感想など。
全体的雰因気は第一作に比べより「喜劇」にふっているような感じを受けました。
第一作とくらべて登場人物のキャラは単純化されていて「こいつなんだ?」という不安感を感じない気がしました。
(第一作も基本は喜劇なんですが)
寅さんが実の母親に冷たくされて、失意で柴又に帰ってきたときの場面などは吹きだしてしまいました。
この喜劇的スタンスは基本的に次作以降のシリーズに受け継がれていくことになるのでしょうか?
冒頭「夢」から始まるのもシリーズ恒例となっていくわけですがこれも本作からのようですね。
今回のマドンナ夏子さん、あれだけ寅さんになれなれしくボディタッチしていたら...。
まぁ勘違いしますよねぇ…。
ひどい話です。
また夏子さん役の佐藤オリエの本作での演技の下手さも目につきました。
それはそれで罪意識のない感じがでていていいのかもしれませんが…。
マドンナの恋人役になる山崎務の画に書いたような二枚目ぶりも氏の後の個性派ぶりを考えるとなかなか興味深かったです。
「必殺仕置人」の念仏の鉄ですからねぇ。
寅さんの昔の先生役の東野英治郎も黄門さまを思いだしなんとも懐かしいものでした。
死の直前に自分の娘の幸せと、「寅さん」という存在への「教師」としての愛情との相克のようなものの見せかた、うまかった...。
実の母親に冷たくされたときの寅さんの哀しみ方はどこか嘘くさかったのですが、先生が死んだときの寅の哀しみぶりを見ると寅さんの「純粋」さがわかるという仕掛けでしょうかねぇ。
その辺も後のなにやら安心感のある寅さんシリーズにつながっていくような感じは受けました。
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