テッカ(湯田伸一)の中学受験伴走記

私立・国立中学受験生を応援し続けて35年。
中学受験『エデュコ』を主宰するテッカ(湯田伸一)の応援メッセージ。

6年生 講習宿題は「できる」を増やすこと

2012-12-27 21:14:21 | 中学受験


 昨日(12月26日)から、エデュコの冬期講習が始まりました。6年生にとっては、これまでの履修範囲の総復習で、併願校の入試問題への対応力まで含めて、最後の確認を図るものです。昨日・今日の2日間を終えて、算数・理科の家庭学習(講習宿題)の手掛け方を述べておきたいと思います。

 算数の場合、授業で確認した解法の復習を行ってください。例えば、この2日間でいうと、「キセル算」「素因数分解」「商と余り」「N進法の理屈」「連続する整数の和」「数の範囲」「平均の面積図」「ベン図」「樹形図」など、それぞれに特異な要領があります。これらの要領をしっかり確認する復習ということになります。改めて認識できた解法があれば、必ず、「授業説明」・「授業問題」を通して、再確認してください。

 理科の場合も、授業で確認した「重要な知識」「重要な原理」を再確認したうえで、宿題とされている問題を「解答」「解説」を参考に、手がけてください。その際、大切なことは、「答え合わせをやって違う箇所を赤で直す」という作業ではなく、解説を参考に、「留意すべき項目を問題の場所に書きだすなどして、“できなかった”を“できる”に変える」作業にすることです。
 保護者方々も、そのような作業になっているかを、確認していただきたいと思います。「宿題をやった、やってない」ではなく、「“できる“が増えたかどうか」にこだわってください。

 講習宿題にかかる時間は、4教科で1日に付き2.5時間~3.5時間位を想定しています。あまりに早く終えるような時は、手掛け方を再確認してください。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 5・4・3年生は新年度の学習方... | トップ | 冬期講習前半終了 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

中学受験」カテゴリの最新記事