エデュコ23期生の進学先もほぼ決定しました。今日2月15日からは、合格者名一覧表と進学先一覧表の配布をいたします。本欄の前回でお知らせしたとおり、合格校・進学校の質は抜群といえるもので、両表を突き合わせてじっくりご覧ください。
エデュコ生は、創立来、受験時まで在籍した会員に限定されるのはもとより、6年生後期の入塾制度がないことから、まさに、私たちからすれば、初歩の段階から大切に見守ってきた「子飼い」、あるいは「家族」のような存在といって過言ではありません。23期生は大きく成長したといえます。
23期生の特徴の一つとして、いわゆる「塾友」の相乗効果が大きかったことがあげられます。授業内の出来不出来やテスト結果で涙ぐむ友がいれば励ましあい、受験前にはお互いに「がんばろうね」をあいさつ代わりにするほどでした。
私は、よく、「塾通い」を「部活」にたとえています。同じ目的を持つグループの活動で、極端に言えば「泣きながら練習し」「その思いがグループ全員に共有される」時空が、塾だと考えるからです(もっとも、エデュコは子どもたちを泣かせるような運営方法はとっていませんが)。
授業中でも、外連味なく堂々と素朴質問を発してくる子どもが多い学年でした。
さて、23期生の「最後のエデュコ」は、2月21日午後5時に予定している「駅看板掲出用の写真撮影」です。例年、各期の受験が終了するごとに、駅看板の写真を更新していきますが、ほぼ全員といえる子どもたちが参加を希望してきます。今年も多くの方々の参加をお待ち申し上げます。
今、23期生は入学を待ち望みながら、「受験体験記」を書いている頃です。飾ることなく、後に続く方々に贈る「轍(わだち)」となるような実践記録を期待しています。