テッカ(湯田伸一)の中学受験伴走記

私立・国立中学受験生を応援し続けて37年。
中学受験『エデュコ』を主宰するテッカ(湯田伸一)の応援メッセージ。

夏期講習終了と夏休み宿題の提出

2012-08-31 12:52:05 | 中学受験


 2012年度のエデュコ夏期講習も終了しました。

 例年、受験学年の会員は、全教科の復習課題を完成させることを狙いにしていますが、20期生もほぼイメージ通りの学習を終えたと感じます。9月からは、受験校の過去問演習を主要課題としながら、最後の総復習を一から開始することとなります。明日からまた心機一転、一日一日を手ごたえのあるものにする緊張感を持って臨みましょう。

 さて、全学年にわたって提案させていただきました夏休み家庭学習も終えたことと思います。仮に、予習課題等を終えていないとしても今日で打ち切り、終了した範囲までを提出してください。お預かりした提出物は、1~2週間後の返却になります。授業用のノートは、夏休みの家庭学習用とは別に新たに用意してください。気持ちを切り替えて、新学期に臨みましょう。

 また、9月からは通常授業となりますから、授業前の家庭学習も通常期のペースに戻して、行ってください。当然ながら、6年生を除く学年では、各回の例題予習を毎週行うことになります。夏休み中に下見をしていることになりますが、毎週、きちんと例題確認を行ってください。

追伸:読売受験サポートの担当コラムを更新しました。
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20期生の志望校過去問演習

2012-08-26 16:30:55 | 中学受験



 エデュコ20期生の夏の予定では、8月26日~31日の期間中、志望校過去問に挑戦することになっています。

 その目的は、言うまでもなく9月からの志望校の出題傾向に合わせた学習の課題意識を明確にしておくことです。言い換えると、過去問で何点取れるかということではなく、入試本番では、実際、どのような問題を、どのようなペースで解かなければならないか、知ることです。

 例年、この時期の対応力は、多くの場合、算数で2~4割の正解率、その他の科目で4~5割前後の正解率といってよく、保護者の目から見れば、歯が立たない状況に思えるはずです。(仮に、わが子の場合、8~9割の正解率になっているという場合、試験問題を変えて実際の時間で、そばで監督しながらやらせてみてください。そのようなことはありえないのがお分かりいただけると思います。くれぐれも、子どもたちを、親のためにいい点数を虚偽申告させるような立場には、追い込まないでください)

 9月からの、具体的家庭学習方法についいては9月1日の保護者会で確認しますが、とりあえず、この1週間においては、国語・社会・理科においては試験時間に合わせて回答し、算数においては本番の倍くらいの時間をかけてやってみるのがいいでしょう。その理由は、国語・社会・理科が、これからてきぱきとして対応を要求しているのに対し、算数は問題分野・難易度をもっと明確に意識しなければならないからです。

 また、いずれの教科であっても重要なことは、「何点の出来」ではなく「失敗した問題をどう修正するか」ということになります。ドジ問にしっかり取り組んでください。

 では、9月1日(土)の20期生保護者会への参加をお待ち申し上げます。
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5・4・3年生の予習学習

2012-08-20 14:52:06 | 中学受験


 エデュコ6年生の夏期講習講座は、社会科の復習へと変わりました。授業・家庭学習を通して、「四科のまとめ『社会』」の基本編‐左側(偶数)ページを完成させていきます(奇数ページは、9月からの後期授業に関連させて完成させます)。

 5・4・3年生は、これまでの達成度に関わらず、算数予習シリーズ(下)の例題予習に専念しましょう。「達成度に関わらず…」というのは、完全理解を狙いとした復習主義よりも、まだまだ、これからの学習に対する見通しを立てることが重要だからです。また、予習シリーズでの学習は、螺旋階段的なカリキュラムになっており、理解の曖昧な項目があれば、否応なく復習することとなるからです。

 例題とその解説は、いろいろな考え方や解法形式を示してあるのですから、律義に精読し、解法形式のまねをしてみてください。もちろん、文字の説明だけですべてが理解できるなら、塾講師は不要なわけで、よくわからない説明や解法はたくさんあるといえます。   それらは、9月からの授業で、細かく説明されることになりますから、「とりあえずの下見」という意識で手がけてください。

 また、ときわ台校では8月20日から4・5年生の、志木校では8月26日から3・4・5年生の算数予習講座が設けられていますが、これらの講座は、家庭での予習を前提とするものではありません。授業の内容は、定義説明を行い、解法形式を紹介するものとなります。受講期間中で大切なことは、これらの授業の復習となります。
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6年生 8月14日~19日の学習

2012-08-13 09:07:54 | 中学受験


 エデュコ6年生の理科復習講座が8月13日で終了し、8月14日から8月19日までは、休講になります。

 この休講期間中にお勧めしたいことは、第一に、「4科のまとめ・理科」の完成です。正確にすべての頁を終えているか、確認してください。仮に、空白の頁があれば、綴じなおした予習シリーズを参考書としながら、完成させてください。また、この講習でやっと理解できたような事柄は、授業ノートを見直し、原理や計算の方法を再確認してください。

 第二には、8月20日~8月24日に予定する社会復習講座へ向けた、歴史の復習です。中学受験生の社会科学習は、日本地理・日本史・日本の政治を手掛けますが、これらの範囲に限定して言えば、公立中学校で履修する内容よりも緻密で、多くの情報に触れなければならない状況と言ってよいでしょう。
 とはいえ、中学入試問題といえども、重箱の隅をつつきすぎるようなものではありません。回答すべき項目のほとんどは、学習指導要領に明示される事柄と言ってよく、学校教科書が大いに役立ちます。学校教科書は、中学受験生が使用しているようなテキストと比べるとシンプルですが、それだけに、優先順位の高い重要項目を明示しているとも理解できます。
 
 エデュコ6年生の、所属する小学校における歴史の履修状況は、多くの場合、江戸時代までを終了している様子です。それでも、教科書は手元にあるわけですから、現代まで、読み通すことができます。8月20日から始まる社会復習講座に向けて、学校で使用する歴史教科書を一読してください。
 
 特に、「どの時代に、だれが、どの様なことをしたのか」という様な視点で読めば、歴史の流れもつかめるでしょう。
 ちなみに、学習指導要領の例示は次のようになっています。名前だけではなく、どの時代に、どの様なことをしたか、具体的に答えられるようにしたいものです(名前を覚えるだけでは意味がありません)。親子で確認しあってもいいでしょう。

ー以下、学習指導要領からの抜粋ですー
 例えば,次に掲げる人物を取り上げ,人物の働きを通して学習できるように指導すること。
 卑弥呼(ひみこ),聖徳太子(しょうとくたいし),小野妹子(おののいもこ),中大兄皇子(なかのおおえのおうじ),中臣鎌足(なかとみのかまたり),聖武(しょうむ)天皇,行基(ぎょうき),鑑真(がんじん),藤原道長(ふじわらのみちなが),紫式部(むらさきしきぶ),清少納言(せいしょうなごん),平清盛(たいらのきよもり),源頼朝(みなもとのよりとも),源義経(みなもとのよしつね),北条時宗(ほうじょうときむね),足利義満(あしかがよしみつ),足利義政(あしかがよしまさ),雪舟(せっしゅう),ザビエル,織田信長(おだのぶなが),豊臣秀吉(とよとみひでよし),徳川家康(とくがわいえやす),徳川家光(とくがわいえみつ),近松門左衛門(ちかまつもんざえもん),歌川(うたがわ)(安藤(あんどう))広重(ひろしげ),本居宣長(もとおりのりなが),杉田玄白(すぎたげんぱく),伊能忠敬(いのうただたか),ペリー,勝海舟(かつかいしゅう),西郷隆盛(さいごうたかもり),大久保利通(おおくぼとしみち),木戸孝允(きどたかよし),明治天皇,福沢諭吉(ふくざわゆきち),大隈重信(おおくましげのぶ),板垣退助(いたがきたいすけ),伊藤博文(いとうひろぶみ),陸奥宗光(むつむねみつ),東郷平八郎(とうごうへいはちろう),小村寿太郎(こむらじゅたろう),野口英世(のぐちひでよ)

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6年生 理科復習の徹底

2012-08-11 08:16:41 | 中学受験


 エデュコ6年生においては、8月3日から理科の徹底学習期間になっており、8月3日~7日の期間は生物・地学の分野を、8月9日~13日は物理・化学の分野を手掛けるプログラムになっています。

 生物・地学分野における情報は非常に多く、不安は払拭出来ていないかもしれません。所詮、万全と言える準備をすることは不可能ですので、基本的な項目をしっかり再確認できたとするなら、「良し」とすべきでしょう。

 これに対し、物理・化学の分野は、理解度の高まりを自覚できるはずです。基本的な計算力、逆数の概念、比例・反比例の概念を備えた今、「過不足のない状態」「電気抵抗」「重さと距離の反比例」などをしっかり意識し、確かな理解を得てください。家庭学習は、授業説明の徹底確認とし、釈然としない場合は、翌日、必ず講師に授業前に申告してください。授業で再確認いたします。
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