平成の終わりと令和の訪れの話題でにぎやかですが、今年は、とりわけ大型の10連休の話題でも盛り上がっているようです。
子どもたちにとっても、ゴールデンウィーク中、エデュコ学習のカリキュラムも一時停止となり、ここまで毎週のように降り注いできたかのような課題学習から猶予されると考えれば、とてもほっとさせられる時期かもしれません。
とはいえ、特に受験学年となったエデュコ6年生の多くは、勉強から思い切り逃れる気にはならないでしょう。「お休み」ではなく、個々の「課題克服を図る貴重な期間」と捉えて、どのような予定を立てるか考えているようです。
では、「この期間ならでは」という拘りでどの様な学習が有益か、学年ごとに学習の一例を考えてみましょう。
<6年生>
1:「歴史年表ノート」の作成
忘れかけてきた歴史の学習に関して、年表を作ってみるのもいいでしょう。年表とは言っても、巻物のように書き貼り付けるわけではなく、時代ごとに切り分けて章立て風にして整理すると易しくできることでしょう。具体的には、予習シリーズ5下の巻末を参考にしてください。
単純な書き写しにとどまっても、自身で記した表はわかりやすく、度々の読み直しをすれば、記した際の考察が「エピソード記憶」として蘇り、定着するはずです。
2:「地理白地図作業」の実践
白地図を用意し、7地域ごとに「国土と自然(山地・山脈・盆地・平野・川・湾・半島など)」「工業分布と地域」「工芸品と地域」「農林生産物と地域」「水産業分布と地域・漁港」「港(空港含む)」の項目を立てて、複数のシートを仕上げてみましょう。単純にいえば、7地域×それぞれの項目ですから、数十枚になりますね。わかるところに保存して、必要に応じて見直すことが肝要です。
3:その他
具体的な問合せもいただいています。6年生にもなると現時点で、さらに前に行く学習、もう一度振り返る学習…、人それぞれです。躊躇いがある場合には、お問い合わせください。
<4・5年生>
春休み学習の要領と同様、予習シリーズの問題でやり残している部分があれば、頑張ってやりきりましょう。達成感を持てます。演習問題集でやり残しがあっても同様です。算数ドジ問の復習をもう1回行ってみてもいいでしょう。国語の漢字テストや理科・社会のチェックシートで、間違えた問題の考え直しを予習シリーズなどの教材を利用して、考え直しましょう。夏休み学習の軽減が見込めますね。
<3年生>
ゆっくり読書が出来れば十分でしょう。エデュコ推薦図書を参照してください。
もちろん、以上は例示にすぎませんから、それぞれの目論見を立てた計画が望まれます。ゴールデンウィーク中にしっかり手掛けたといえるものを、何か一つ残せれば達成感が湧くことでしょう。