テッカ(湯田伸一)の中学受験伴走記

私立・国立中学受験生を応援し続けて35年。
中学受験『エデュコ』を主宰するテッカ(湯田伸一)の応援メッセージ。

6年生 夏休み学習の再確認

2012-07-31 17:34:27 | 中学受験


 6年生の「4科のまとめ:算数」学習の進捗状況が気になり、見かけた子ども達からは、すべて聞き取りを行いました。エデュコでは、ほぼ7月いっぱいを算数の復習期間としていますが、大半の子どもたちが終了し、まだ終えていない子どもたちも、もう1~2日で終了のめどが立っているようです。

 8月3日からは、理科の学習期間になります。保護者会の申し合わせ通り、予習シリーズを分野別に綴じなおし、「4科のまとめ:理科」を羅針盤にして総復習を図ります。家庭では、授業での説明事項の復習を、授業ノート・予習シリーズ・4科のまとめで行います。
きっと、これまであいまいだった理解が鮮明になり、さらに繋がりをもった知識体系となって取り込まれるはずです(エデュコ生の学習も完全な復習主義学習に転換しますから、予習は不要です)。
 特に、計算力がつき、比の概念を理解した今、物理・化学分野の理解は飛躍的な向上が望めます。「絶対に出来るようになる」という気持ちを持ってがんばりましょう。

 仮に、算数のやり残しがあったとしても、理科の期間中は理科に専念することをお勧めいたします。

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総合回時の防犯防災講話・通塾路安全マップ

2012-07-06 16:21:11 | 中学受験



 エデュコでは、5週~6週に1回の総合回時に、防犯・防災講話を実施し、ビル内での避難訓練を行っています。また、「エデュコ通塾路安全マップ」の作成も呼びかけていますが、9割以上のご家庭から、細かなマップを頂戴致しました。
 
 防犯・防災講話だけに止まらず、通塾路安全マップの作成意義も、危険の予見を具体的に考えることにあります。「エデュコ総合案内書」の15頁から24頁で確認していますが、皆さまからお預かりした「通塾路マップ」もその意義を十分に踏まえたものと感じました。

 例えば、交差点や横断に関して、
「右後ろ方向からの左折車と前方の右折車に注意」、「右側通行で自転車が来ることが多いので、スピードを落として通過すること」、「左折車が見える渡りかたをすること」、「絶対に飛び出さない」、「自転車が勢い良く曲がって来るので注意」、「この交差点は見通しが悪く、必ず一度は止まって確認する」、「手押し信号だが、必ず押して注意してわたること」、「必ず、この信号のある歩道をわたる、バスが見えても急がない」等を確認している例が多くありました。

 また、道路に関しては、
「歩道がないので車に気を付けながら通る」、「夜間・雪の日等は、あえてこの道を通る」、「最短距離でも街灯が少なく、夜は通らない」、「車の流れを意識して、この道路は左側を歩くこと」、「右からの車に注意、左側のガードレールの内を歩くこと」、「この道では、スピードを出す自転車が多い」などと、近さよりも安全性を重視する記述が目立ちます。

 ほか、トンネル内で「側道では、自転車も通るので、後ろに注意」、「自転車は、降りて押して通行」することの確認、大型駐車場を有する建物の前で「車の出入りが多く、車が出てくるつもりで通過する」ことの確認、バス停での「バスを降りる際、自転車に注意する」ことの確認、公衆トイレを「外から見にくいので注意して」という確認、「子ども110番の家」や知り合いの家など細かな確認をされているマップが多く見受けられます。

 これは過保護ではなく、危険予知の意識を涵養するものと考えております。総合回の週を安全確認の機会としてまいりましょう。不都合の生じた防犯ブザーについては、取り換えも行いますのでお申し出ください。
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1学期最後の総合回テストに関して

2012-07-01 10:50:58 | 中学受験



 7月2日の週から翌週にかけて、1学期最後のエデュコ総合回テストが行われます(4年生以上)。総合回テストの意義については、3月21日付け本欄で申し上げた通りです。

 反復いたしますと、目的の第一は、他者との比較以前の意識として、「解法モデル」の再確認をすること、第二には、志望する学校の難易度を自覚し、受験学習の必要性を確認し続けること、第三には、エデュコ内の相対比較において、自分なりの目標を設定することとなります。

 「なかなか成績が上がらない」と嘆く保護者が多いのですが、「成績」の定義を塾内順位の善し悪しとした場合、半数の方々が不満を持つということになります。中学受験生の場合、塾に通わないルートとの比較ができません。まるで相撲部屋のように、在籍者全員が同じ稽古をし、切磋琢磨して実力を向上させる仕組みです。
  だとすれば、最も重要なことは「学習塾が在籍者全員の力量をどう引き上げるか」ということに他なりません。塾内では「よくできる」とされていても、外で通用しないのではやりきれません。逆に、塾内では「苦労している」ものの、外の試験を受けた時、確かな到達度に達している場合は、その塾で練習する甲斐があるといえます。

 これまで(19期生まで)、エデュコは小さい塾ながら、どの期にあっても例外なく、堅実な実績を示してきました。一般的にいえば、たかが数十名と言う規模の塾は、継続的な実績を示せず、淘汰されてしまいます。
 私たちの責務は、たとえ、エデュコが小さなコップのようなものだとしても、そのコップを、使命感を以て牽引することです。今日まで、その役割は果たされてきたと自負しています。

 ですから、仮に、総合回テストの結果がよくないとしても、エデュコの流儀に照らして、しっかり「解法モデル」の確認をし、「合格の目安」として示された基準を意識し、「次回の目標」やライバルを設定することで、志望校へ確実に近付けるはずです。
 特に、4.5年生の場合、2学期には更なる奮起を誓うとして、この夏は、ドジ問題の見直し、夏休み宿題に示された予習をしっかり手掛けましょう(6年生は、保護者会で確認の通りです)。
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