テッカ(湯田伸一)の中学受験伴走記

私立・国立中学受験生を応援し続けて35年。
中学受験『エデュコ』を主宰するテッカ(湯田伸一)の応援メッセージ。

最後に受験生本人の意志を確認して出願です  

2018-01-19 21:53:27 | 中学受験


 エデュコ25期生の1月入試も一段落つきました。これまで、なんとなく受かると思っていた受験でも実際に挑んでみると、「慌てたり、力みすぎたり、不安になったり、確信を得たり」など、経験して初めて知る事柄を得ることができたといえます。多くの子どもたちの表情が凛としたものに変わった様に感じられます。

 さて、いよいよ2月校の出願が始まります。「わが子の成長に最も適した学校」を保護者が選択するのが中学受験といえますが、本人の意志確認も不可欠といえるでしょう。

 確認したいポイントの第一は、「合格してうれしい学校か」ということです。4月からのおよそ6年間、通うのですから、毎日嬉々として通ってほしいものです。中学生以降の学習は、通う学校に対して「帰属意識」をもち、「地道な学習を続ける意欲」を持てなければ、学習効果も期待できません。その学校の生徒でいられることがうれしくて学習にも励むことになるでしょう。

 第二は、本人による「合格の予感」です。保護者とトレーナー(塾講師)がどんなに意気込んでも、本人が合格イメージを持てず怖がる場合、いい結果は得られないことが多いといえます。たとえば、リングの外からセコンドがどんな声がけをしようと、リングの中にいる本人が戦えないと思えば、試合にならないことと似ている気がします。
 ここでいう「合格の予感」とは、「絶対に受かる」というようなものをさしているわけではありません。傍から見て10%・20%というような可能性であっても、本人が「ラッキーパンチといわれても、勝つ可能性を感じる」というような予感です。つまり、結果を恐れず、「勝気」で攻められるか否かということです。
 押し付けでなく、本人が奮い立って臨む受験ができれば最高ですね。

 「楽しみな受験」になるよう願っています。エデュコスタッフも奮い立っています。
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三位一体、思いを共有して走り抜けましょう

2018-01-07 21:33:25 | 中学受験


 冬期講習も終了し、いよいよエデュコ25期生の受験が始まる時となりました。1月10日からは、エデュコ生のほぼ全員が参加する埼玉県私立中学入試が始まります。子どもたちの様子はといえば、確かな緊張感を漂わせていると言っていいでしょう。

 不合格を恐れる必要はみじんもありません。子どもたちにとって失うものはなく、「自己省察」「自己肯定」など、成長に欠かせない多くの経験を得られる機会といえます。嬉々として向かって行きましょう。
 入試における「合格・不合格」は、相対比較に違いないのですが、個々の立場で考えれば、自分に対する「絶対評価」でもあります。怯むことなく、思い切り「自分らしさ」を確認することとしましょう。

 1月16日ごろには埼玉入試の結果も出そろいます。埼玉県内の中学を進学先の一つにする方も多くなり、その結果を受けて2月の受験予定を再確認されるご家庭も多くなりました。1月20日以降の東京都内の学校への出願について、再検討の必要があれば、どんどん申し付けてください。

 なお、エデュコスタッフの入試激励予定は、原則として前日に一斉メールで配信いたします。三位一体、思いを共有して走り抜けましょう。
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