次回のエデュコ通信に同封予定の、個別にご提案する「夏休み納得プラン案」を作成中です。
この「夏休み納得プラン案」は、エデュコの夏期講習とは別に、エデュコ生全員の共通作業とは異なる、個別の家庭学習として御提案するものですが、夏休みは、毎週の課題に追われる通常期と異なり、各自の時間配分とペースで、「納得すること」を目的とした学習に取り組める絶好の機会です。
その意味では、夏期講習への参加よりも大事なものと言えるわけで、「何を、どれくらい手掛けるか」真剣に考えて取り組みたいものです。
学年、会員個々により、少しずつ異なる提案になりますが、全員に共通する項目になっているのが、【ドジ問題の解き直し】です。ただただ、総花的な復習を実践するのではない効率的な学習として、エデュコでは定着しています。
【ドジ問題】はこれまでの学習過程で、正解にできなかった問題を指すエデュコ内用語ですが、4~7月期における【ドジノート】にある問題にもう1回取り組む作業が、【ドジ問題の解き直し】というわけです。
ところで、一言で【ドジ問】といっても多数の問題が見当たるわけですが、敢えて優先順位をつけると、「授業白板問題」のドジ問が最優先問題と言えます。
繰り返しになりますが、その理由は「エデュコ講師が提供する問題が最も質が高い」というのではなく、「会員個々の理解度が最も高まっている問題」と言えるからです。
一般に、どんなに良くできた「解説書」でも、紙幅の都合が優先され、すべての子どもがしんなりと理解できるまでの説明が記述されているわけではなく、場合によっては、誤解ともいえる納得を得ている場合すらあります。
この点において、「授業」で手掛けた問題は、解説の説明でも子どもの理解レベルに合わせたものになっていますし、説明時の風景まで記憶されているわけで、優先順位の高い問題と言えるわけです。
また、ドジ問題の処理は、1ページ1題を心がけましょう。ただただ、ノートに書き込むという意識ではなく、「この種の問題には自信が持てるようになった。要は、…に注意することだな」というような自信を積み上げることが目的です。1ページ1題は、視覚的にもすっきりします。
追伸
「夏休み納得プラン案」に限らず、季節休暇時の家庭学習のお勧めを作成する際、お預かりしている「1週間学習計画表」を参照しながら、手がける教材を考えるのですが、中には、正確な教材名が分かりにくい場合があります。
例えば、「演習問題集」と「応用演習問題集」のどちらか、計算ドリルは何を使用しているのか、などの判別がつかないようなことです。学習計画表には、なるべく正確な書き込みをお願い致します。
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