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エデュコ6年生(21期生)の受験準備も大詰めを迎えています。合格ラインの堅持と見られる6割得点をきっちり確保するために、解答可能な問題種を取りそろえる意識を持ち続けましょう。
さて、冬期講習中の家庭学習について確認しておきます。冬期講習の学習内容は、第一志望・第二志望校を対象とするものではなく、一連の受験予定の各学校の入試にも対応できるような、算数・国語・理科・社会の基本的な解法原理や知識を再確認することを目的にしています。
とはいっても、第一志望・第二志望校の入学試験に対する備えとしても有益なものに違いありません。特に、理科・社会の入試問題について言えば、学校間の差異があまり見当たらないといってよく、ほぼすべての受験校に対して有効な学習になると確信できるものです。
各学校の理科・社会の問題に大きな差異がみられない理由とすれば、中等教育機関の教務体制を考えてみれば、容易に合点がいきます。理科で言えば、物理から1題、化学から1題、生物から1題、地学から1題となり、社会科で言えば、日本地理から1題、日本史から1題、公民から1題となるわけで、なるほど、少数の学校を除き、普遍的といえる問題構成になるのでしょう。
ですから、冬期講習期間における学習の優先順位は、理科・社会ということになり、およそ、1日に1単元を目途に学習していきます。授業では、問題演習を通じて基本原理や重要項目を再確認しますから、家庭学習として、冬期講習使用教材の「解答解説」を参考に基礎知識を整理してください。
毎日、家庭学習範囲を指定しますので、保護者の方々も子どもたちと確認を取りながら、支援してください。理科・社会の家庭学習には、計1~2時間を想定しています。
算数に関して言えば、授業中に手掛けた問題だけを振り返り、じっくり再確認する必要のある問題を取り上げ、復習してください。国語については、この講習期間において再確認された言葉の知識を中心に復習してください。算数・国語の家庭学習には、計1時間前後を想定しています。
講習中は、2時間ごとに1点、1日4点の得点力アップを目指そうと唱え続けます。実際、それは可能とも言えるでしょう。改めて、体調維持に留意し、一つ一つの問題を丁寧に手掛け、その実現を図りましょう。