テッカ(湯田伸一)の中学受験伴走記

私立・国立中学受験生を応援し続けて35年。
中学受験『エデュコ』を主宰するテッカ(湯田伸一)の応援メッセージ。

23期生は卒業生(エデュコ族)の応援を背に頑張ります

2016-01-31 20:29:34 | 中学受験


 エデュコ23期生の授業も今日で終了し、いよいよ明日から東京・神奈川の入試へ挑みます。併せて、多くの卒業生たちが激励に来てくれました。

 今日の23期生もほぼ全員が顔をそろえました。今日の授業は、理科・社会に関する時事的話題をその原理・決まりに沿って考えるものでした。表面的には、受験準備の仕上げといえるものですが、私たちの狙いとすれば、平常心のまま受験を迎えさせようとするものです。恐れることなく、舞い上がることなく、粛々と受験に望む雰囲気が出来上がりました。

 激励に来てくれた卒業生たちは、昨年受験を終えた中学1年生から大学3年生まで、志木駅前本部校、ときわ台駅前校、要町駅前校で総勢116名です。例年、かつて自分たちが勇気付けられた体験から、駆けつけてくれることが伝統のように続いています。
 もちろん、この背景には「後輩たちへの激励の菓子代」を持たせて、送り出してくださる卒業生たちの保護者の方々のご理解・ご厚意があることは言うまでもありません。エデュコ族の方々に重ねて感謝申しあげます。

 一方、激励を受ける23期生たちの目は輝いていました。23期生の志望校をほぼ網羅する在校生たちですから、特に志望校に在籍する先輩の激励には、深く頷きながら聞き入っていました。「僕にも、私にも、出来る」そんな強い気持ちを持ってくれることを願うばかりでした。

 さて、23期生の皆さん、皆さんが通過しようとしている道は、同じ空間から歩き出した方々(エデュコの先輩たち)の歩いた道です。泰然自若として自分がどれくらい頑張れるか、自分の通う中学校がどこになるのかなどを楽しみにして、みんなで頑張りましょう。
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6年生 保護者の受験対応(合格スケジュール)も万全にしておきましょう 

2016-01-25 21:31:55 | 中学受験


 エデュコ23期生の1月校受験も、今日(1月25日)の立教新座中学校で終了しました。今年の立教新座中学校の1月中の受験者数は、大学入試改革の不透明感も手伝ってか、久しぶりに前年受験者数を上回った模様です。エデュコ生たちは、緊張気味の保護者を見やりながら、粛々と会場に入っていきました。

 2月入試まであと7日となりましたが、子どもたちの学習内容は、過去問の構成をイメージしながら、上手なスコアメイクのために、基礎知識を再確認することに他なりません。1月入試の出来を見て、「算数が…」という気持ちはわかりますが、4年生から手がけた算数が、1~2週間で大きく変わるはずはないでしょう。スポーツに喩えれば「いきなり遠投力がつく、キック力がつく」はずもないことと同じです。
 力量をあげるというよりも、基礎的な知識を再確認し、合格のイメージをどんどんふくらませ、プラス思考で試験に臨む雰囲気を作っていきましょう。

 ところで、子どもたちが最後の調整に向き合っている傍らで、保護者も周到な準備をしなければなりません。特に、合格発表の時刻や手続きの締め切りなどに関する項目は、抜かりが無いようスケジュール表に正確に記しておきましょう。
 念のために、「エデュコ過年度生レポート」を参考に、我が家の受験に該当する留意事項が無いか、確認してください。

 例えば、解答のルールとして、シャープペンシルの使用が出来ない学校、コンパスや定規を持参する学校、試験時間中に退出した場合その教科時間中は席に戻れない学校など、事前の心構えが必要な学校もあります。もちろん、面接を実施する学校を受験する場合、どのようなことを尋ねられたか確認しておくと落ち着きますね。
 さらに、合格発表と手続き面については、合格証の受け渡しが発表直後の1~2時間に限られる学校(中には掲示発表中の30分に限られる学校も)、合格発表が即日で手続きも同日中(現金納入)という学校などもあり、注意が必要です。
 その他の項目では、上履きを持参する学校、下足袋を持参する学校、待合室が無く外で待たされる学校、開門時刻が集合時刻の30分~1時間前の学校もあります。
 これらの事柄に対しては、保護者がきっちり確認しておくこととしましょう。
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「お願いごと」さま、深くお詫び申し上げます

2016-01-22 00:29:34 | 中学受験


 エデュコを訪問され、弊社スタッフの心無い説明に困惑されたとのご指摘を、本ブログコメント欄から頂戴いたしました。「お願いごと」さま、深くお詫び申し上げます。
 念のために、このブログを読んでいただく他の方々の誤解がないように申し上げれば、「お願いごと」さまは、「メールフォーム」と勘違いをされ、公開状態になった様子から削除を依頼されてこられました。
 
 私からも返信の仕様がなく、まことに勝手ながらこの欄をお借りしてお詫び申し上げます。「お願いごと」さまのご指摘によれば、エデュコを訪問された際、エデュコスタッフが、十分に、真意を聞き取らないまま、まくし立てるような対応をし、悲しい思いのまま踵を返されたということでした。
 さらに、「お願いごと」さまは、削除依頼のメールにおきましても、「非常に個人的な人間同士の相性や行き違いであり」というご配慮を示されました。恐縮の至りです。
 
 このことに関して申せば、「行き違い」だとしても、他者を傷つけたり貶めたりする結果となる場合、その否は免れません。改めてお詫び申し上げます。
 もとより、エデュコでは講師陣を先生とも呼ばせないように、権威主義的な振る舞いを排除し、信頼される隣人になることを標榜しております。にもかかわらず、せっかくのご訪問をいただきながら、「悲しい思い」に至らしめたことは、エデュコ理念の不徹底と言われても仕方ありません。深く反省いたします。

 日ごろ、スタッフ一同は、信じるところの学習論・受験論を明確に表明することを心がけていますが、ご相談の方のお悩み・真意をより正確に汲み取ることが大前提でなければならないはずです。
 表層的(マニュアル的)な対応ではない、真に思いやりのある精神を、スタッフ一同で再確認いたしたいと思います。

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6年生 これまでの学習に自信を持ち、気高く、誇りを持って突き進もう 

2016-01-18 14:55:20 | 中学受験


 エデュコ23期生の1月校受験も、今日1月18日の栄東中学東大選抜Ⅱで一段落つきました。それにしても今日の入試は、受験生はもとよりその家族、学校、学習塾など多くの関係者にとって、少し緊張した日になりました。

 例えば私の場合、いつも通り午前6時前に自宅を出たものの東大宮駅への到着は8時15分頃となりました(通常時は、午前7時30分前には学校に到着できます)。その後、電車の遅延幅はどんどん大きくなり、多くが東武東上線沿いに居住するエデュコ会員にとって、出発時刻で30分の違いが、到着時刻で最大3時間近くの差にもなったかもしれません。
 11時を過ぎて東大宮駅に到着したエデュコ会員も数名確認されました。とはいえ、学校がホームページ上で、試験開始時刻を①10時10分、②11時10分、③12時10分として広報していましたので、受験生たちの表情も総じて落ち着いた様子でした。当然の措置とはいえ、学校側が適切な時刻に判断・広報を行い、受験生たちに大きな動揺が走らなかったことには安堵しました。
 
 また、受験生たちを待ち受ける間、すべての受験生の状況を携帯電話で把握することもできました(「慌てないで。ゆっくり来てね」としか言えませんでしたが)。インターネット、携帯電話という文明の利器に感謝です。
 
 今日のような事態の記憶は、中学受験生の応援を生業とする私にとっても、そう多くはなく、かすかな記憶をたどれば、1992年2月1日の状況に似たものと言えます。その日は、約150校で入試が行われ、定刻通り試験を開始した学校は数校に過ぎず、数校が延期を余儀なくされたと記憶しています(さらに、その2、3年前にも同じような状況があったような…)。

 さて、本題に戻れば、エデュコ23期生の1月校受験も、1月23日の開智先端中学Bと25日の立教新座中学を残すのみとなりました。本番入試そのものを経験した今、保護者・本人ともに、入試に対する考え方や自己評価を再確認され、受験戦略の再検討をされる方も少なくありません。
 わたし達も、決して「入れる学校を探そう」などと呼びかけるつもりではないものの、エデュコスタッフと保護者・本人の共通認識がより高まった今、本人が「高い帰属意識を持ち、誇りを持って通える」学校はどこか、最後の擦りあわせを惜しむつもりはありません。ご相談をお待ち申し上げます。

 繰り返しになりますが、即日発表が主流となった現在においては、保護者の中学受験時代と異なり、複線的な受験戦略を描くことが可能になるとともに、同時に、それは受験する側に即応的な行動力を求めるものになっているともいえます。保護者としての対応に隙がないよう、万全の準備をしておきましょう。
 学習内容では、新たな課題を見つけるのではなく、これまで手がけた「過去問演習」「資料集」「四科のまとめ」をなぞるように確認し、2月本番での対応をイメージしてください。
 23期生はどんどん合格に近づいています。これまでの学習に自信を持ち、気高く、誇りを持って突き進みましょう。
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6年生 いよいよ受験本番間近、仕上げと準備を万全に 

2016-01-01 00:11:53 | 中学受験


 新年、明けましておめでとうございます。エデュコ23期生の受験本番突入まで9日となりました。およそ30日余り、一気に駆け抜けてまいりましょう。

 まず、今日(2016年1月1日)・明日は正月特訓です。あと9日で入試なのですから、一般的な人々が寛ぐ期間であっても、敢えて、自分にとっての優先事項に取り組む必要があることを知る機会でもあります。
 正月といえども、駅伝選手と同様、応援される立場で頑張れることは貴重です。「応援する人」ではなく「応援される人」が主役なのです。「自分が主役」という遣り甲斐を感じながら駆け抜けましょう。

 冬期講習期間中は、家庭学習もがっちり組み込まれています。23期生は「やること」を目的とせず、「自分を磨きあげる」意識で取り組んでいます。支援する側も子どもの良さを生かすことを考えて激励しましょう。
 つまり、「あれができていない、そしてこれができていない…」ではなく、「あれを備えた、これも備えた、さらに…」という加点的な思考を擁して、プラスイメージをどんどん作り上げていきましょう。

 冬期講習を終えた8日・9日は、いよいよ10日の受験校の過去問を確認しておきます。10日には、午前・午後2校受験する人が少なくありません。あわてず、じっくり1~2回分の問題レイアウトを観ておきましょう。

 保護者の準備としては、過日配布しました「過年度生受験レポート」を参照し、受験当日の送り迎え・手続きの要領等を確認しておくといいでしょう。
 例えば、西武文理中学の午前・午後受験時の昼食の取り方、午前入試で栄東中学を受験した後、他校の午後入試を受験する際の移動方法、午前入試で終わる場合も含めた試験終了後の待ち合わせ場所などの経験談に目を通しておくと気持ちも落ち着きますね。

追伸:エデュコ2期生西川徹君(筑駒→東大→プリファードインフラストラクチャー(PFI)代表取締役社長)が、今日1月1日NHKBS午後10時「島耕作アジア新世紀伝」に出演予定です。西川君は自分の興味・関心をとことん探究するタイプでした。卒業生たちも頑張っていますね。うれしい限りです。
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