テッカ(湯田伸一)の中学受験伴走記

私立・国立中学受験生を応援し続けて30年。
中学受験『エデュコ』を主宰するテッカ(湯田伸一)の応援メッセージ。

新6年生は、手掛ける教材の再確認をしましょう

2018-03-10 19:04:33 | 中学受験


 エデュコ新学年の学習体制がスタートして1か月が経過しました。
 新6年生にとっては、算数が既習領域の復習型に変わり、国語の出典文の難易度も高まりました。新5年生にとっては、「エデュコ・ウィークリー」という算数の週例テストが始まったことや、ほぼ全員が「算・国・理・社」の受講を開始したことなどの変化があります。さらに、新4年生にとっては、予習型の『予習シリーズ』学習が始まり、総合回テストにおいても、3年生の時にはなかった「相対比較」が示されることになります。
 このように、それぞれの学年で緊張感を漂わせた1か月でした。本稿では、復習型に変わった新6年生の『予習シリーズ学習』について、改めて確認しておきましょう。

 新6年生の算数は、これまでの細分化された「単元別学習」型から、より大きな括りで復習する「分野別学習」型へと変わりました。例えば、第1回の学習は「文章題」ですが、その内容は「和差算・分配算・やりとり算・消去算・つるかめ算・いもづる算・弁償算・平均算・差集め算・集合」となり、各回の学習が隣接領域を統合した内容になっています。
 このことは、毎週の手がける範囲が広くなるとともに、取り扱う問題量も大きく増えることに他なりません。

 具体的に量的側面を確認してみましょう。
 『予習シリーズ算数 5下』は、多くの週において、「例題」5~6問、「類題」5~6問、「基本問題」の小問6問・大問3問、「練習問題」大問5問・「チャレンジ問題」1問の構成になっていました。
 これに対して、『予習シリーズ算数 6上』の構成は、「基本のチェック」小問15問、「例題」4~6問、「ステップアップ例題」1~2問、「チャレンジ」6問、「基本問題」の小問8問・大問3問、「練習問題」大問6問となっています。
 このように、『予習シリーズ算数5下』と『予習シリーズ算数6上』を比較すれば、「基本のチェック」小問15問分が多いばかりでなく、『予習シリーズ算数5下』の「類題」が小問1問型であるのに対し、『予習シリーズ算数6上』の「チャレンジ」は小問2~3問の集合型になっており、処理する問題量にかなりの差があることがわかります(ページ数で比較しても、前者が187ページ、後者は241ページ)。
 復習項目とはいえ、一つ一つの解法モデルを丹念に検証する意識で手掛ければ、相応の時間が必要になるわけで、多くの新6年生にとって、7月までは『予習シリーズ算数 6上』の理解を最優先とする学習が賢明と言えるでしょう。
 
 さらに念のために言えば、『予習シリーズ』の難易度レベルは、学校学習の「教科書」のようなミニマム・スタンダードではありません。実践的な問題が豊富に網羅されており、ほぼすべての中学入試問題に対応する問題群で構成されていると評価できます。
 そのような評価を前提に個々の志望校に照らした場合、すべての子どもたちが『予習シリーズ』を隅から隅までやり遂げなければならないという理由も見当たりません。例えば、「練習問題」を手がけなくても、首都圏約300校の私立中学のうちの大半には合格できると言って過言ではないでしょう。
新学年になり、ちょうど5週を終えた今、手がける範囲・量の再検討が求められます。
 判断に揺らぎを感じられる場合、担当講師にお申し付けください。「わかる」「できる」を確実に積み増す学習を心がけましょう。

追伸
 新6年生の第1回志望校調査票のご提出を、3月20日までを目処にお願いしております。
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25期生は躍動感のある受験活動を見せつけました 

2018-02-12 21:21:26 | 中学受験


 エデュコ25期生たちの進学する中学が、ほぼ確定しました。2月11日・12日の両日は、多くの学校で登校日とされており、子どもたちは入学までの課題などを抱えながら立ち寄ってくれました。
 
 「望外の結果を得た」として、まだ興奮が冷めやらない子、「やれるだけやったから、自分に誇りを持って堂々と進学する」と言って、新しいステージでの奮闘を誓う子、様々な反応を見せています。
 概していえるのは、ほとんどの子どもが「頑張った自分を評価している」ことです。中学受験と雖も、最後に「どのような自己評価を伴うか」が問われるでしょう。「自己肯定感情」を増幅させた活動になったと思われます。
 
 また、塾講師としての自身の務めを評価すれば、子どもたちに「伸び伸びと躍動感のある受験をしてほしい」と考えていますが、ほぼ全員がそのような受験になったのではと思えます。
 保護者の方々に対しては「親が身びいきしなくて誰がするのですか」、子どもたちに対しては「頑張った自分を大切にしよう、過小な自己評価はやめよう(自分を矮小化しない)」と声がけをしてきました。
 無論、闇雲に受験しまくろうということではありません。保護者の方々とは大人目線でカンファレンスを続け、「満足できる次善校」を用意してのことです。前回の本欄で述べた「ラッキーパンチといわれても、勝つ可能性を感じる」なら立ち向かおう、という本意は保護者とエデュコで「しっかりセーフティネットを張り、思い切り躍動させる」ということです。念のために言えば、「満足できる次善校」とは、難易度も高く保護者にとっても本人にとっても「合格してうれしい学校」です。

 進学先の確定とともに、エデュコ内では合格短冊の貼り付け準備の真っ最中です。結果報告は、16日朝刊の折込チラシ(先ほど出稿しました)・16日更新のホームページを皮切りに行います。
 18日には、毎年度恒例の駅看板に掲載する写真の撮影会があります。その際には、合格者短冊の貼り付けも終了し、合格者氏名一覧表も用意していますから、25期生の皆さん、楽しみにしていらしてください。
 もちろん、後に続く26期生~29期生の方々も楽しみにしていてください。
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最後に受験生本人の意志を確認して出願です  

2018-01-19 21:53:27 | 中学受験


 エデュコ25期生の1月入試も一段落つきました。これまで、なんとなく受かると思っていた受験でも実際に挑んでみると、「慌てたり、力みすぎたり、不安になったり、確信を得たり」など、経験して初めて知る事柄を得ることができたといえます。多くの子どもたちの表情が凛としたものに変わった様に感じられます。

 さて、いよいよ2月校の出願が始まります。「わが子の成長に最も適した学校」を保護者が選択するのが中学受験といえますが、本人の意志確認も不可欠といえるでしょう。

 確認したいポイントの第一は、「合格してうれしい学校か」ということです。4月からのおよそ6年間、通うのですから、毎日嬉々として通ってほしいものです。中学生以降の学習は、通う学校に対して「帰属意識」をもち、「地道な学習を続ける意欲」を持てなければ、学習効果も期待できません。その学校の生徒でいられることがうれしくて学習にも励むことになるでしょう。

 第二は、本人による「合格の予感」です。保護者とトレーナー(塾講師)がどんなに意気込んでも、本人が合格イメージを持てず怖がる場合、いい結果は得られないことが多いといえます。たとえば、リングの外からセコンドがどんな声がけをしようと、リングの中にいる本人が戦えないと思えば、試合にならないことと似ている気がします。
 ここでいう「合格の予感」とは、「絶対に受かる」というようなものをさしているわけではありません。傍から見て10%・20%というような可能性であっても、本人が「ラッキーパンチといわれても、勝つ可能性を感じる」というような予感です。つまり、結果を恐れず、「勝気」で攻められるか否かということです。
 押し付けでなく、本人が奮い立って臨む受験ができれば最高ですね。

 「楽しみな受験」になるよう願っています。エデュコスタッフも奮い立っています。
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三位一体、思いを共有して走り抜けましょう

2018-01-07 21:33:25 | 中学受験


 冬期講習も終了し、いよいよエデュコ25期生の受験が始まる時となりました。1月10日からは、エデュコ生のほぼ全員が参加する埼玉県私立中学入試が始まります。子どもたちの様子はといえば、確かな緊張感を漂わせていると言っていいでしょう。

 不合格を恐れる必要はみじんもありません。子どもたちにとって失うものはなく、「自己省察」「自己肯定」など、成長に欠かせない多くの経験を得られる機会といえます。嬉々として向かって行きましょう。
 入試における「合格・不合格」は、相対比較に違いないのですが、個々の立場で考えれば、自分に対する「絶対評価」でもあります。怯むことなく、思い切り「自分らしさ」を確認することとしましょう。

 1月16日ごろには埼玉入試の結果も出そろいます。埼玉県内の中学を進学先の一つにする方も多くなり、その結果を受けて2月の受験予定を再確認されるご家庭も多くなりました。1月20日以降の東京都内の学校への出願について、再検討の必要があれば、どんどん申し付けてください。

 なお、エデュコスタッフの入試激励予定は、原則として前日に一斉メールで配信いたします。三位一体、思いを共有して走り抜けましょう。
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冬休み家庭学習を確認します 

2017-12-24 23:38:22 | 中学受験


 エデュコの行事予定に沿えば、12月24日から1月7日までは、「冬期講習」「冬休み宿題」を手掛ける期間となります。本号では、家庭学習の具体的な取り組みについて、学年別に確認しておきましょう。

<6年生>
(1)算数
 ほぼ全員の方が講習に参加していますので、家庭学習は授業中に扱った問題のうち、再確認してみたい問題を解きなおしてみることで十分でしょう。
(2)国語
 「長文読解」に関しては、講習授業で完了とします。「漢字・文法・知識のまとめ」について言えば、授業で手掛けきれなかった部分を、家庭での調べ学習としていただきます。
(3)理科
 配布される教材の「例題」並びに授業指定問題を「解説」を参考に手掛けてください。「解説」での理解が困難な場合には、担当講師に必ず「リクエスト問題」として申し出てください。
(4)社会
 ほとんどの問題は、講習授業で終えることを予定していますが、一部家庭学習指定があります。「解説」『予習シリーズ』等を参照しながら取り組んでください。

<5年生>
(1)算数
 「通常授業問題」、「エデュコウィークリーテスト」、「総合回テスト」のドジ問再確認を行うことをお勧めします。すでに、ノートの左ページに通常期に行った問題の書き出しやプリント問題の貼り付けがある方は、開けておいた右ページで解答してください。
(2)国語
 「漢字テスト」「知識プリント」のドジ問題直しをしておきましょう。
(3)理科
 「テスト直しノート」の再確認を行います。「ドジ問題プリント」をノート左ページに貼りつけ右ページにポイント整理が済んでいる方は、精読とともに作図や問題解答を行ってください。
 『演習問題集5年下』の既習範囲の「まとめてみよう」に答えてください。釈然としない項目に関しては、必ず、『予習シリーズ』に立ち返って確認してください。
(4)社会
 「テスト直しノート」の再確認を行います。「ドジ問題プリント」をノート左ページに貼りつけ右ページにポイント整理が済んでいる方は、精読とともに作図や問題解答を行ってください。
 『演習問題集5年下』の既習範囲の「まとめてみよう」に答えてください。釈然としない項目に関しては、必ず、『予習シリーズ』に立ち返って確認してください。

<4年生>
(1)算数
 「通常授業問題」、「総合回テスト」のドジ問再確認を行うことをお勧めします。すでに、ノートの左ページに通常期に行った問題の書き出しやプリント問題の貼り付けがある方は、開けておいた右ページで解答してください。
 『予習シリーズ4年下』第17回、第18回の例題予習を行ってください。
(2)国語
 「漢字テスト」のドジ問題直しをしておきましょう。
 「読書レポート」1編に取り組んでみましょう。「自由観賞」ではなく「読解の流儀」として、 「レポート例」を参照して、チャレンジしてください。
(3)理科
 「総合回テスト」を受験されていた方は、「テスト直しノート」の再確認を行います。「ドジ問題プリント」をノート左ページに貼りつけ右ページにポイント整理が済んでいる方は、精読とともに作図や問題解答を行ってください。
 『演習問題集4年下』の既習範囲の「まとめてみよう」に答えてください。釈然としない項目に関しては、必ず、『予習シリーズ』に立ち返って確認してください。
(4)社会
 「総合回テスト」を受験されていた方は、「テスト直しノート」の再確認を行います。「ドジ問題プリント」をノート左ページに貼りつけ右ページにポイント整理が済んでいる方は、精読とともに作図や問題解答を行ってください。
 『演習問題集4年下』の既習範囲の「まとめてみよう」に答えてください。釈然としない項目に関しては、必ず、『予習シリーズ』に立ち返って確認してください。

<3年生>
(1)算数
 「総合回テスト」のドジ問再確認を行うことをお勧めします。すでに、ノートの左ページにプリント問題の貼り付けがある方は、開けておいた右ページで解答してください。
(2)国語
 「漢字テスト」のドジ問題直しをしておきましょう。
 「読書レポート」1編に取り組んでみましょう。「自由観賞」ではなく「読解の流儀」として、「レポート例」を参照して、チャレンジしてください。

 6年生の学習は、冬期講習と強く関連付けられたものになります。ただ、5年生以下、特に、4・3年生の場合、ビギナーと言える方も少なくありません。上記の課題は、個々の状況に照らし優先順位をつけて対応してください。
 無論、受験学習に優先させて、長期休暇期間でしかできない事柄にチャレンジしてみることにも大きな意義があることでしょう。充実の冬休みにしましょう。
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