児玉真の徒然

峠にたつとき
すぎ来しみちはなつかしく
ひらけくるみちはたのしい
(真壁仁 峠)

北九州響ホールの舞台上コンサート2

2011年09月14日 | 各地にて
響ホールは700席ほどのとても良い室内楽ホールで、この存在は北九州が誇って良いと思うが、室内楽専門のホールの宿命として、それなりにクリアしないといけない事が多いかもしれない。
昨年やってみてなかなか好評だったこともあり、今年はいよいよ地元演奏家のミニコンサート約60分。
2回目の今回は、2年前の登録演奏家である早川恵美さん。前回の高橋多佳子さんのステージ上コンサートを聴いていて、舞台からみた客席がとても幻想的だった、という印象をそのまま持ち込んだプログラム。
スタートはバッハのプレリュード、ベートーヴェンからショパン、シューマンというプログラム。彼女は緊張のコントロールが出来るととっても表現力のある良い演奏をする。リハーサルで本当に聞き入ってしまうこともあるのだ。
写真はリハーサル中であるが、やはり慣れているものにとっては非常に変わった写真である。