いわきアリオスのグランドオープン週間みたいになっている5月連休だが、昨年に比べると華やかな感じではない。一昨日からの2日間で中劇場の内覧に2500人くらいの人が来たと言うことなので、興味を持ってくださっていると言うことだろう。
23日の山海塾に向けて来週はドラマリーディングのワークショップがあったりするが、今日は子どものための能のワークショップ。
「いわき能を知る 会」で今年9月に能の公演を行う宝生の佐野登さんがワークショップのために来てくださった。
彼はとてもアグレッシブな方で、昨秋、能を知る会との打合せにいらしたときに「学校で能のアウトリーチのようなことができないか」ということで突然訪ねて見えた。私はちょうど居なかったのだが、そのあと水道橋の宝生の能楽堂におたずねして話をし、オープンに併せて中劇場に能舞台をくみ,それを市民に見て貰うとともに佐野さんに来て貰って子ども向けのワークショップをやろうと言うことになった。
昨日の夜の進行打合せのあとに一緒に食事をしたのだが、彼とは、古典と呼ばれる芸術の存在意義と普及というものの意味についての考え方が似ていて、やる手法は同じかどうか分からないけれど話が合う事は間違いない。その辺は茂木大輔と一脈通じる部分があるかのしれない。
ところで、彼が鳥栖市長の紹介で大村の会館の館長さんと会って対談をやったという話になり、あの熱く語る佐野さんが「あの村島さんという人は熱い」と言っていた。かなり強い印象があったみたいだ。九州内では有名なのね。
今日のワークショップは計画の時間をはるかに超えて3時間かかったのだけれど、佐野さんの熱意は子どもたちを全く飽きさせなかった。さすがにそのエネルギーはすごい。動きの型と謡(うたい)と器楽(小鼓と能管)をやり、能舞台の説明をしたあと、貴重なシテのための衣装の着付けまで見せ、能面もいくつも持ってきていてそれをかぶってもらう、最後に仕舞いの踊りを子供の謡で踊ると言うところまで、ずいぶん盛りだくさんで、時間はかかったとはいえスピード感のある内容。いくらかだけれど能楽のことが分かった気がするだけでなく、自分のやっているアウトリーチの内容が子供に親切すぎるのではないか・・という不安を感じるほどだった
23日の山海塾に向けて来週はドラマリーディングのワークショップがあったりするが、今日は子どものための能のワークショップ。
「いわき能を知る 会」で今年9月に能の公演を行う宝生の佐野登さんがワークショップのために来てくださった。
彼はとてもアグレッシブな方で、昨秋、能を知る会との打合せにいらしたときに「学校で能のアウトリーチのようなことができないか」ということで突然訪ねて見えた。私はちょうど居なかったのだが、そのあと水道橋の宝生の能楽堂におたずねして話をし、オープンに併せて中劇場に能舞台をくみ,それを市民に見て貰うとともに佐野さんに来て貰って子ども向けのワークショップをやろうと言うことになった。
昨日の夜の進行打合せのあとに一緒に食事をしたのだが、彼とは、古典と呼ばれる芸術の存在意義と普及というものの意味についての考え方が似ていて、やる手法は同じかどうか分からないけれど話が合う事は間違いない。その辺は茂木大輔と一脈通じる部分があるかのしれない。
ところで、彼が鳥栖市長の紹介で大村の会館の館長さんと会って対談をやったという話になり、あの熱く語る佐野さんが「あの村島さんという人は熱い」と言っていた。かなり強い印象があったみたいだ。九州内では有名なのね。
今日のワークショップは計画の時間をはるかに超えて3時間かかったのだけれど、佐野さんの熱意は子どもたちを全く飽きさせなかった。さすがにそのエネルギーはすごい。動きの型と謡(うたい)と器楽(小鼓と能管)をやり、能舞台の説明をしたあと、貴重なシテのための衣装の着付けまで見せ、能面もいくつも持ってきていてそれをかぶってもらう、最後に仕舞いの踊りを子供の謡で踊ると言うところまで、ずいぶん盛りだくさんで、時間はかかったとはいえスピード感のある内容。いくらかだけれど能楽のことが分かった気がするだけでなく、自分のやっているアウトリーチの内容が子供に親切すぎるのではないか・・という不安を感じるほどだった