拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

SWEET DAYS

2006-11-11 22:33:33 | 日記
朝夕はかなり肌寒くなってきたこの時期、コンビニのお菓子コーナーには冬限定のデリケートなチョコレート系の菓子が並び出した。うーん…素敵。このような光景に私は「冬」を感じます。そしてそのような冬限定チョコが大好きだから冬という季節も大好き。気温は低くて寒いのにチョコを見てるだけで心は暖かい。
さて、今日見かけた冬チョコで気になったのはグリコの「冬のくちどけポッキー」。普通のより口溶けの良いチョコにほろ苦いココアパウダーがもそっとふりかけられたポッキー。ココアパウダーのせいで食べる時手が汚れるが、冬に小腹が空いた時に手軽に食べれる素敵なお菓子。暖かい部屋に放置するとノーマルポッキーの比では無い程悲惨だが、それだけ口溶けが良いってことさ。大学受験の時によく食べていた思い出があります。
そしてそして冬の大本命。明治製菓の「ポルテ」!これ、出てたの見つけて即買いした。栗のような形をした個包装のチョコ菓子。「ポルテ」との出会いは衝撃的過ぎて今でもよく覚えている。9年前、小6の秋。ジャスコのお菓子売り場でパートのおばさんが試食で新製品だったポルテを一つずつ配っていたのだ。その時がポルテとのファーストコンタクト。口に入れた瞬間、まずはほろ苦くて甘いココアパウダーに心を躍らされ、次に雪のようになめらかなホイップクリームがじんわり溶ける感覚が口いっぱいに広がって行き、最後にクリームの甘みを吸収したサクサクのクッキーを食べながら頭の中は「!????」状態。スーパーで買えるお菓子レベルでこんなに上品なお味は「やだ、こんなの、初めて…」だったのだ。明治製菓のポルテは、近年のお菓子界の高級指向、上品な味指向の走りだったのでは。ポルテ登場の瞬間、それはお菓子界のレベルがぐっと上がった瞬間だった。
中に入ってるホイップクリームの味はミルク、ココア、苺、ミルクティー、抹茶、パッションフルーツなどがあった。毎年いろんな味が出ているが、ミルクティーは本当に素晴らしかった。控えめけど何気にポップにハジけている様がいじらしい(?)。
そんなポルテと共にお菓子界に華々しく登場した、ポルテよりやや割高のチョコ「メルティーキッス」も忘れてはならない。キャッチコピーは「雪のようなくちどけ」。ころんとしているサイコロ型の個包装チョコで、表面にココアパウダー、中に口どけのよい生チョコ風のチョコが詰まっている。コンビニ菓子にしては値段が高いだけあって味はハイレベル。ポルテ程の衝撃は無かったが、舌の上で面白いほどとろける~。なんてったって商品名に「メルティー」が入ってますからね。某ヴィジュアル系バンドを思い出します。量もそこそこ入ってる。デスクの片隅に忍ばせておきたいような、「ちょいと一服」にもってこいのリッチチョコ。中に入ってるチョコの種類はこれまでカカオ、ホワイトチョコ、ビター、苺、濃抹茶があったが、何気に苺がお気に入り。熱烈な愛の告白を受けているような、無防備で無鉄砲な感じの味が舌に心地良い。
冬のチョコレートについていろいろと書くつもりが、結局ポッキーとポルテとメルティーキッスの事しか書けなかった。まだね、紹介したい冬のチョコがあるんですがそれはまたの機会に…。