拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

イルカに乗った少年

2006-11-10 20:17:50 | 日記
昨日は教育実習先の先生たちが開いてくださった慰労会に行った。10月という学校行事に溢れた時期に教育実習生を迎えて学校側はかなりてんてこ舞いだったようで、それらを全部ひっくるめて打ち上げ。そんな大変な時期にも関わらずあたたかくご指導いただいて恐縮だが、とにかく本当に様々な行事に出くわした。球技大会、社会見学、劇鑑賞会、いも掘り・焼きいも大会、バスケ・サッカー部の地区大会、展覧会…毎週何かしらの行事があった。さらにまだ学芸会が控えており、各学年の劇の練習の様子を見たり。いろんなことがあったなぁ…。
社会見学は名古屋港水族館に行った。まぁ、愛知県では定番の見学先である。私も小3で行った記憶が。それ以外にもいろいろな機会に足を運んだこともある、名古屋市有数のお出かけ場所。イルカショーのプールの規模が世界最大級、らしいですよ。大体の場合は地下鉄に乗っていく所だが、小学一年生なので学校から観光バスで楽々行った。社会見学の前日までは「わぁい、ちょい久々の水族館だ~」とわくわくしていたが、甘かったぜ~。引率の仕事は大変ですね。様々な幼稚園・小学校が見学に来ていたので、子供たちが迷子にならないよう常に注意しながら館内を進むので中を見る余裕無し。しかも館内はうす暗いし子供たちは普段の2.5倍ハシャいでるし…。フラフラっとどこかへ歩いて行きがちの男子数人とは常に手を繋いでましたよ。ゆっくり見れたのはイルカ・シャチの水槽とイルカショーぐらいだったかな。普通に楽しんでしまった。この二つは何度見にきても楽しい…。
一番困ったのは館内である男子の防犯ブザーがけたたましく鳴り出したことかな。栓を引っこ抜いて鳴らすタイプのブザー。日常生活でも不必要なまでに鳴りまくりのブザーが水族館内でも鳴り、しかも彼は「栓が無い!」…この薄暗い水族館の中で紛失したってか?こ、このやろー!このオバカ者ー!でもこれが小学一年生。とにかく手探りで捜したらあっさりみつかったのでよかったが、みつからなかったら電池抜くしかないのかなぁ、アレは。
劇鑑賞は、劇団員の人達が体育館に訪れて手塚治虫の『火の鳥 羽衣篇』をアレンジしたような劇を上演。6年生の児童数名が劇に飛び入り出演という妙な演出が盛り込まれていた。焼きいも大会は縦割り班で行われた。1~6年の各学年で出席番号が同じ者どうしが集まってつくる班である。各班ごとにブロック角材でつくったかまどと前日に畑で掘ったいもが与えられ、班ごとに焼きいもから後片付けまでを分担して行う。当然6年がリーダーになって仕切るのだが、普段1年生のクラスを見ていることもあり、6年生がめちゃくちゃ頼もしく見える。小学校には本当に幅広い年代の子供たちがいるのだなと再確認。焼きいも大会の手順などを6年生にいろいろ聞いたり、薪を入れるのを手伝っていたら「先生、その薪の入れ方微妙~」と突っ込まれて直されたり。頼もしいな、まったく。
そんないろいろな行事でてんこもりな時期にさらに教育実習生の指導までくっついてきたら…もう、大変お世話になりました…。慰労会では次の日も授業あるはずなのに先生方飲みまくり。顔が麻生太郎に似ているちょっと無口な先生が、酒入ってからガンガン喋りはじめてかなりびっくりした。校長先生が「○○先生に朝お茶だす時は酒混ぜてやろうや」と言っていた。お酒を飲めない先生は、他の先生を車で駅まで送迎。公務員の飲酒運転が大問題になってますからね。まぁ、そんなこんなで楽しい時間を過ごしました。

追記
スマップのベストアルバム収録曲に対してちまちまとコメントを書いております。曲を聴いていると、その曲が流行っていたころの事を無条件に思い出してしまう。「時代の曲」って感じだ。聴いているうちにもう全曲名曲だなと思えてくる。素晴らしい音楽集!