極楽寺駅の桜橋から極楽寺トンネル(極楽洞)方向の左側土手(壁面)がまるでカーテンか絨毯のように青紫の「ノアサガオ」で覆いつくされて珍しい、不思議な景色を創り出している。「ノアサガオ」は南アメリカ原産の帰化植物で亜熱帯から熱帯に広く分布し、日本では八丈島や紀伊半島、四国、九州の南岸地域、屋久島、沖縄に自生している。葉はハート形、花期は4~11月と非常に長い。アサガオとそっくりの花形であるがアサガオと違い午後も咲いている。ツル性で他の植物に巻きつき、繁茂することから、沖縄では田畑の雑草として嫌われている。茎は10数mにも達し、葉も巨大で長さ幅も15cmの円形か3裂となり茎の先端にまとまって花序をつける。花は直径10cmくらいで開花時は青紫色で午後に淡紫紅色に変化する。グリーンカーテン用に持ち込まれ、栽培されていたが「生態系被害防止外来種リストの重点対策外来種」に指定され本当に厄介物となってしまった。(2006)





※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます