川崎市中原区宮内に浄土真宗本願寺派寺院「覚王山高願寺」は鎮座している。創建年代(伝)は新編武蔵風土記稿によると慶安年中の水帳に「弥陀堂料」という記載あり、慶安年間(1648-1651)は既に創建(推定)されていた。当寺は江戸時代中期より「寺子屋」が開かれ、明治5年には「宮内学舎」となっていた。境内は美しく手入れされ至る所に数種の花々が美しく彩っている。「本堂」前には「ヤマブキ」が百輪近く黄色い花を披露中である。この花はバラ科ヤマブキ属落葉の低木。日本全土の低山や丘陵地に普通に生える。美しい山吹色の花が咲くことから「万葉集」にも詠まれ古くから観賞されてきた花である。(2504)




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