相模太夫の旅録=Tabi Log

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寒川神社付属社に列せられていた「日々神社」

2022-02-13 08:03:37 | 神社
相模原市緑区大島に寒川神社付属社に列せられていた「日々神社」は鎮座している。創建年代は不詳であるが保元二年、寛文五年、元禄元年、明治七年に再建されている。かつては「日之宮」と称したが、明治2年(1869)に「日々神社」と社号を改め、明治6年(1873)国幣中社寒川神社付属社に列せられ明治6年12月に村社となった。御祭神は伊邪那岐命、天照皇大御神である。大島地区の氏子崇敬者の信仰を集めている。保元2年(1157)社殿再建。保元2年(1157)淤能碁呂松(源頼朝10歳お手植え)がある。当社は御神体は近くの崖地にある俗称「かがみの滝」の水底から出た1枚の鏡である。明治期までは祭礼の時には神輿がこの滝を渡御する「滝降の神事」を行っていた。境内社として「相模原天満宮」、「八坂神社」、「日枝神社」、「祖霊社」が祀られている。県道相模原・鍛冶屋線の「日々社前」バス停に前に構えられている「鳥居」「社号標」先から東北に長い参道(凡そ100mほど)が続く。「大鳥居」を抜けた境内正面に切妻造り平入の神明造りと呼ばれる形式の「拝殿」(奥に本殿)がある。社殿の左にはご神木の樹齢約400年の「クスノキ」(楠)が聳え立っている。平成30年までは樹齢約870年「タブノキ」がご神木であったが台風24号で倒木。境内には「徳本念仏塔」、「大山道標」、鳥居の傍には日清・日露戦争で有名な陸軍大将大山巌の書による「表忠碑」が建てられている。コロナ禍にあって参拝者も少なく静寂な神域である。(2202)
 
 
 
 
 
 

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