相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

すみれ色の花にアゲハ蝶が一頭!!

2020-07-14 10:22:42 | 
平塚市浅間町に「八幡山公園」「八幡山の洋館」前の花壇の一画にすみれ色、淡紫色の唇形をした小さな花つけた穂状の花姿の「セイヨウニンジンボク(西洋人参木)」と思われる花に出会った。シソ科ハマゴウ属、落葉低木の植物花である。花が少なくなる初夏から秋にかけて咲いてくれる希少な花である。原産地は南ヨーロッパから中央アジア。明治時代に日本へ渡来。どこかシソの花みたいな穂状の花で細めの枝が風にひらひらと揺らいでいる。花にも葉にも木にもほのかな香り漂ってくる。乾燥した実はコショウの代用として使われていたという。その香りに誘われてか一頭の「アゲハ蝶」が蜜を求めて飛来してきてくれた。この蝶は北海道・本州・四国・九州・沖縄と日本全土に分布している。この蝶の特徴、翅は黒地に黄白色の斑紋や線が多数入る。後翅には水色や橙色の斑紋もあり、尾状突起の内側には橙色の円形の斑点がある。この橙色の斑点は目玉模様(眼状紋)としての役割をもち、鳥などから頭を守る役割がある。蝶には以外にも動物の獣道と同様に「蝶道」、「縄張り」があるという。ここは「訪花性行動」としてやってきてくれたこの蝶のテリトリーなのであろうか?(2007)
 
 
 



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