町田市三輪に総本山「長谷寺」の末寺で真言宗の寺院「見星山高蔵寺」は鎮座している。創建は康安2年(1362)という660年の寺歴を有す。本尊は金剛界大日如来。当寺は奈良県三輪の人々が移り住んだという「三輪の里」に構えられ「東国花の寺百ヶ寺」の一つで「シャクナゲ寺」として知られている「花のお寺」である。当寺は「多摩八十八ヶ所霊場第10番札所」でもある。しかし2022年1月「高蔵寺」から出火し本堂や庫裏、住居棟、倉庫など計8棟を全焼してしまった。山門前には「必ず再建致します」の掲示があるが3年が経過した今、本堂や寺務所庫裏は取り壊され白いテントで覆われている。本堂があった前には「浄財箱」が置かれている。果てしていつ再建なるのであろうか?再建を祈り僅かな料を納めさせてもらった。(2501)
焼失前の本堂








焼失前の本堂

※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます