相模原市新戸の霊峰「雨降山」(大山寺)を望む緑豊かな地に建長寺の末寺、曹洞宗寺院「本鏡山常福寺」は鎮座している。創建は約700年前。本尊は釈迦如来。当寺は冬は「梅」、春は「桜」、秋は「萩」、「紅葉」と四季毎に境内は美しく彩られる。境内に入る石段の前には樹齢400年を越える古木「しばの木」が聳える。当寺は禅寺として江戸時代には「寺子屋」を開き、当地の学問の中核をなしていた。山門を抜けると正面に入り母屋造りの「本堂」、右に庫裏がある。「山門」前に美しい「竹林」があり数十本の紅白の彼岸花が咲いている。「しばの木」がある裏門の石垣に30本超えの紫紅と白色の「萩」が植栽されており今、一分咲きとなって石垣を彩り始めている。ハギは秋の七草の代表花満開となると石垣は流れる滝のような萩景を創り出す。当寺は新戸の唯一の「萩寺」である。(2406)








※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます