世田谷区喜多見に世田谷の農村風景と昔ながらの小川を復元した世田谷区立「次大夫掘公園民家園」はある。公園名は「小泉次大夫」が昔この地域の用水を確保するために作った堀の名に因んでいる。当園は昭和63年(1988)に開園した。約38,000㎡という園内には650mの水路があり、その水路に沿って当時の「古民家」(8250㎡)や「水田」が配置されている。水田では東京中央農協の協力のもと毎年稲作が行われ近隣の保育園や小学生達による田植えや稲刈りが行われている。「次大夫掘公園民家園」にはすべて区指定の文化財となっている名主屋敷(主屋1棟と土蔵2棟)、民家2棟、表門(長屋門)、鍛冶小屋、消防小屋と火の見櫓など復元建築物がズラリと建ち並んで江戸時代後期から明治初期にかけての昔の世田谷の農家の暮らし農村風景が見事に復元している。また自然体その他農作業体験等を通じて土とふれあい、都市農業に関心を持ってもらうための「野菜づくり講習会」、令和元年に新たにオープンした「里山農園」は地域の方々と畑の土づくりから始めている農園がある。世田谷区には贅沢にももう一か所「岡本公園民家園」がある。それだけ注力している証なのだろう!!(2108)










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