相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

中野長者の寺と呼ばれている「多宝山成願寺」

2016-01-15 08:26:18 | 寺院
中野区本町に中野長者(鈴木九郎=室町初期土豪)の寺と呼ばれる曹洞宗寺院「多宝山成願寺」はある。創建は永享10年(1438年)、本尊は釈迦牟尼佛如来像。本山は永平寺(福井県)と総持寺(横浜市鶴見)である。約650年前、中野長者=鈴木九郎が小田原大雄山最乗寺五世舂屋宗能禅師の教えをもとに出家し開創した「観音様」ゆかりの寺であ。古くから地元は勿論、奥多摩や山梨方面へ向かう多くの旅人が成願寺に寄り参ったという。山手通りに一際目立つ中国建築を思わせる白い「山門」を抜けると境内正面に「本堂」、「開山堂」(龍鳳閣)、「百観音堂」(圓通閣)が建ち並ぶ。その他開基の鈴木九郎と鍋島家の墓所、六地蔵菩薩がある。当寺は徳川家康や家綱より御朱印を拝受、近藤勇も家族を預けたという記録がある。当寺は百観音霊場(西国33ヶ所+坂東33ヶ所+秩父34ヶ所をいう)の一寺でもある。(1601)












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