京都市東山区清水の産寧坂から二年坂を経て高台寺、祇園山公園に至る中ほどに自然の風光に恵まれたところに「霊山本廟興正寺別院」はある。霊山はその山容から伝教大師がお釈迦様説法の地、霊鷲山に想いを馳せて名づけられた。当寺は「宗祖親鸞聖人のご廟所」である。本山円頓山興正寺は西本願寺の南隣にあり、明治9年(1876)真宗興正派として独立し本山となる。創建は建暦2年(1212)、本尊は阿弥陀如来である。寺号は「正しい方を興す」(聖徳太子)からきている。本願寺との深い関係ある別院は春は参道の桜とつつじで、秋には彼岸花で彩られる。(1705)











※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます