相模原市南区下溝に広がる「県立相模原公園」内「サカタのタネグリーンハウス」には南国ムードに満ちた大温室があり、ここには約400種の熱帯植物が栽培展示されている。1階が「トロピカルガーデン」、2階が「カクタスガーデン」となっている。1階の一画にはオレンジ色したまるで松かさのようであることか名が付いた「マツカサジンジャー」が目を惹く。マツカサジンジャーはンドネシアからオーストラリア北部原産、オオホザキアヤメ科Tapeinochilos属の多年草。高さ1.5~2mになり直立する茎の先にマツカサ(松かさ)のような円錐状に赤色の苞葉を密につける。苞葉の間に小さな黄色の花があるなんとも不思議な植物である。(2010)





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