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相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!

☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

身延山山頂に思親大孝の霊場「久遠寺奥之院思親閣」

2015-01-19 08:13:52 | 寺院
山梨県南巨摩郡身延町身延に日蓮宗の総本山(祖山)「身延山妙法華院久遠寺」はある。創建年弘安4年(1281年)、本尊は三宝尊である。日蓮聖人が9年の永きに亘り法華経の読誦と門弟たちの指導に終始した「身延山久遠寺」。久遠寺裏山身延山山頂にあるお堂が「奥之院思親閣」である。思親閣とは親を思う御堂であり、日蓮聖人は9年この連華の峰とも呼ばれる身延山に登られ遥か故郷房州の両親、恩師に思いを馳せられた霊地である。ロープウェイでは7分という所要時間だが徒歩で登るのは容易ではない距離、このこと自体が修業なのである。ロープウェイを降り、日蓮聖人の像を拝み、石段を登り仁王像を安置する「仁王門」を潜り境内に入ると、正面に「祖師堂」(寛永6年=1665完成)、「鐘楼」・「洪鐘」(寛文8年=1668作)がある。他に「露座仏像」、「元政塚」、「常護堂」、「開基堂」、「札所」、「大考殿」、「庫裏」が建ち並ぶ。静寂さの中に漂う霊地としての尊厳さは身心が浄化されていくようだ。「吹く風立つ雲までも 東の方と申せば庵を出でて 身にふれ庭に立ちて見るなり」(1501)














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