恩田川は町田市および横浜市を流れる一級河川であり、鶴見川水系の大きな支流である。水源は東京都町田市本町田で延長は13.1km。町田市成瀬の恩田川河畔は桜並木の遊歩道は「花見の名所」として人気がある。名の由来は武蔵国都筑郡では、郡内の恩田村(現在の恩田町・田奈町・しらとり台など)から流れてくる川として古くから恩田川と呼ばれた。この川の桜並木の河畔は成瀬の高瀬橋から横浜市緑区との境に近い都橋にかけての3Kの区間で延々と続く両岸の桜並木の美しい景観は続いている。この時期、桜以上にマニアを夢中にさせる被写体といえば野鳥である。町田市より流れ込み、緑区のほぼ中央を流れる恩田川は「野鳥のメッカ」と言って過言ではない。中でもカワセミは筆頭で、ほぼ全流域に見られ、それ以外にもカルガモ、ヒドリガモ、コガモ、マガモ、メジロ、ヒヨドリ、ハクセキレイ、コサギ、ムクドリ、アオサギなど夏鳥、冬鳥も種類数共に多く、近隣の田畑にもたくさんの渡り鳥が飛来してくる。今日は桜がメインで「カモ」と「鳩」にしか出会えなかった。(1903)






