







「東京湾アクアライン」は東京湾の中央部を横断する全長15.1km、木更津と対岸の川崎を15分で結び自動車専用の有料道路である。今は亡き浜幸さんが平成9年に造ったことで知られる。東京湾を壊すとか料金が高いとか強風に弱いとか言われたが、いまやなくてはならない道路となっている。接続部に木更津人工島「海ほたる」があり、休憩地点、みやげ調達、食事と欠かせない存在となっている。東京湾アクアラインの開通によって川崎市と木更津市は従来の3分の1の約30分で結ばれ京浜地域と房総地域の走行距離や時間が大幅に短縮されたことで産業、レジャー、商業、文化に大いに役立ち、恩恵に預かっている。「海ほたる」で窓際を陣取り昼食となったが、あいにくの雨で青い海、空の絶景は残念ながら・・・・・(1601)
安中市松井田町坂本地内の横川-軽井沢間に径間数4、長さ91m、高さ31mでわが国最大の赤煉瓦づくりアーチ橋「碓氷第三橋梁」(明治26年開業)=「めがね橋」がある。明治25年に完成し「アプト式鉄道」を支えてきたが、昭和38年新線開通に伴い廃線となった。その美しさと高い芸術性が認められ平成5年に国の重要文化財に指定された。真下から角度を変えて見るアプト式鉄道時代の名残りの4連アーチ「めがね橋」はなんとも雄大で優美で当時の技術と芸術が融合した最高傑作。「めがね橋」を自然が作り出した黄葉、紅葉風景の一部となった赤い「めがね橋」は一段と美しい。いよいよ平成13年廃線敷を利用して出来上がった遊歩道「アプトの道」の橋上を歩くと眼下にはまた違った光景、紅葉の世界が広がっていた。(1411)
守山市今浜町に滋賀県の湖東と湖西を連絡する「夢の架け橋」として県政の発展と琵琶湖観光の開発を目的として建設され、昭和39年(1964)9月に開通した「琵琶湖大橋」ある。数年前、TVで放映されたびわ湖毎日マラソンでこの「琵琶湖大橋」を走る選手を思い出す。道の駅「びわ湖大橋米プラザ」から見た「琵琶湖大橋」は周りの景観に調和した曲線美を魅せて琵琶湖の魅力を一段と引き立たせている。琵琶湖大橋の長さは1400mで、また最も高い所で26.3mもあるという。湖を行き交う船舶の航行に支障がないよう設計された優美なアーチ形の橋姿は、周囲の山並みと一体になって風光明媚な景観の一部となり 琵琶湖観光のシンボル的存在の橋である。今我々が乗っている車は快適に横断中である。(1407)