★ Serena ★

カナダ暮らしのエスペランチスト、自然愛好家。
エスペラントやカナダの野草、ネーチャークラブの活動など思いつくままに。

過ぎていく時間

2007-06-16 13:04:19 | Weblog
陽射しを受けて明るく輝く緑の枝を見ていたらふと思い出したのです。
まだ高校生だった頃たぶん教科書に出ていた句なのでしょう。

緑陰に天金をこぼしつつ

この「天金」が判りませんでした。それでも何故か私の脳裏の奥深い引き出しにしっかり仕舞いこまれたのです。先生が説明してくれたと言う記憶から、教科書に載っていたのだという推理なのですが実際はわかりません。
校庭の片隅にちょっとした築山があって、そこの若い木の枝に座ったりするのが楽しみだった15歳の少女でした。大きな木には登れないのです。
作者は誰なのかしら?とフト思いました。教科書に載るくらいだから有名な俳人の作に違いないと思い検索してみたのです。出てきませんでした。
代りにとんでもないサイトが沢山現れ、しょうがないのでその辺りを彷徨ってみました。そしてぶつかったのがこのサイト今を大切にでした。
大分前に書かれたものですが、読んでいてナルホドと思うことも多かったので御紹介しようと思い立ったのです。
今を大切にと言うのは簡単ですが実行となると生易しいことでは有りません。
過ぎて行く時間を呼び戻そうとどんなに努力しても戻っては来ません。
判っていても、尚呼び戻したい心の侘びしさ、虚しさ。
過ぎて行く時間を素直に見送り、今と言う時間を大切に過ごせたら。。
悪戦苦闘は大袈裟ながらそんな気がしてくることもあるのです。

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いま (あまもり)
2007-06-17 19:25:16
ツィツカのことがショックで心が乱れています。
(飼い主でもないのにヘンですよね)
紹介されたサイトあとで見にいきます。
(1日2日後かもしれない)
見たら、また感想を書きますね。
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serenaさん、こんばんは (polo181)
2007-06-17 22:04:44
天金?私もこの言葉は知りません。で、広辞苑を調べたら「洋装本で、上方の小口に卵白、ニスなどを用いて金箔を塗り付けたもの・ギルト・トップ」とありました。どうやら、本の装丁に関する部分のことでしょう。さて、人生如何に生きるべきか、という問題にかかわりがある記事ですね。私の場合は簡単です。「最善を尽くして天命を待つ」となります。これまでの数十年を振り返ってみると、全てがなるようにしかなっていない、ではなくて、別言すれば、全てがなるべくしてなるようになっている。だから、こと自分にかかわることに関しては、なるべきところに帰着するのを眺めて待つだけです。何事も、本来あるべきところに帰着するのだと思っています。ですから、無駄な抵抗はいたしません。欧米的なお考えのserenaさんは、また別な意見をお持ちでしょう。
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最善を尽くす。。 (serena(poloさんへ))
2007-06-18 03:01:29
と言うことは、今を大切にしている姿勢だと思うのですよ。
勿論何事もなるようにしかならないのですが、最善を尽くしたが故になったことと、努力もせずの結論では大分違うでしょう。
こんなつまらないことに無駄な時間を費やしてしまったと反省することが多ければ多いほど今を無駄にしているわけです。
最善の努力が出来るpoloさんが羨ましいです。
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猫はいたって健康そうに。。 (serena(あまもりさんへ))
2007-06-18 03:04:56
見えますからあまり心配しないで下さい。
可愛がっている猫が御宅にもいるので、そんな気持ちになるのでしょう。
食欲があるうちは大丈夫なようですから、獣医の見当は外れる可能性も大です。
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全部読まれなかったけど (あまもり)
2007-06-20 15:02:13
リンクサイトへ行ってきました。
トップページに行くと最近のことも書かれていました。
説教臭くない文章で好感が持てました。
後でプリントアウトしてヒマヒマに読んでみようと思ってます。
「今を生きる」
人間今を生きる以外にないのですが、どう生きるかが大事。でもこれが一番難しい。
後悔だらけの人生。これからも後悔しながら人生を終える私でしょう。
後悔があるから今を生きられる、そう居直っています。
でも時には、こういった文章を読んで、生き方を反省するのも大事ですね。
読んでもすぐに忘れて、後悔の繰り返しになるでしょうけど。

長年の友人の死や、娘の足のケガ、おまけに今年は町内会の役を受けて、なんだかんだと忙しい日々が続きました。
ツィツカ嬢の件も必要以上に感傷的になったようです。
逆にserenaさんから慰められている私でした。
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心痛の連続。。 (serena(あまもりさんへ))
2007-06-20 21:14:51
でしたのね。
親しい人を失う衝撃は、たとえ心の準備が出来ている心算でも大きすぎます。
お友達は御病気だったのですか?
私も御冥福を祈りましょう。

後悔の繰り返しは私とて同じです。
お嬢さんの怪我は大事に至りませんでしたか?
元のように歩けるようになるのであれば、多少長引いても安心できますけれど。

町内会の仕事まで引き受けられては忙しすぎますねェ。
ま、あまもりさんのことだから大丈夫こなせると思っていますが、無理は禁物です。

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