★ Serena ★

カナダ暮らしのエスペランチスト、自然愛好家。
エスペラントやカナダの野草、ネーチャークラブの活動など思いつくままに。

インディアンの顔

2009-09-23 22:19:50 | ナイアガラ・グレン
<人形の目<インディアンの顔<マムシ草の実<黄色の釣り舟草<マンモスポットホールの覗き穴<三点セットのポットホール

一時間ばかりの心算が二時間あまり歩いてしまいました。
理由は一本トレールを間違えてぐるりと一回り、元来た路へ逆戻りしたり余分に歩いたからです。
でも、この時もと来た路の裏側に出たのでそれまで気が付かなかったもう一つのポットホールのある大岩を見つけました。この大岩はお面のように見えます。
マンモスポットホールからは色付き始めた梢を覗き見ました。

マムシ草
も綺麗な赤いベリーになり、虫たちに「食べて、食べて。。」と横たわっていましたし、人形の目もそれらしい形になっていました。そして黄色い野生のホウセンカ(Pale Jewelweed)も今を盛りと咲いています。

ナイアガラ・グレンには何度も行っていますが、今まで一度も紹介しなかったのがこのインディアンの顔です。
絶壁の遥か上の方に彫ってあるので、どうやって彫ったのか皆さん不思議に思いますし、それを良い事にわが友はもっともらしい「伝説」を語ります。
横目で睨んだ表情に愛嬌があって何となく親しみを感じているのですが、誰が彫ったのか判っていません。言うなれば手の混んだ落書きです。
現在使っている鉄の階段が出来る前はこの近くに木の階段がありました。その階段から身を乗り出してせっせと落書きに精出した人が居たわけで。。
指摘されなければ気付かずに通り過ぎるほど高いところにあるのです。
「私が若かった時、このインディアンも若かった。。」ではなく「これを彫った人も若かった」のです。まだ健在なら老人になっているでしょう。自分の落書きを見に来ることがあるのでしょうか。なぜこんなことをしたのか聞いてみたい気もします。

エスペラントの父ザメンホフ
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2 コメント

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serenaさん、こんにちは (polo181)
2009-09-27 10:59:27
歴史的いわれのある彫り物ではなくて、単なる落書きですか。それにしてはなかなか上手に彫ってあります。
落書きといえば、ペンキのスプレー缶を使ってあちこちの公共物に、訳のわからない図柄を書く少年(青年?)があとを絶えません。
商店街ではとても困っております。やはりアメリカから入ってきた悪ふざけだと思いますが。何でも真似をするのが日本人です。
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お帰りなさい! (serena<poloさんへ>)
2009-09-27 22:08:22
長い墓参の旅、ご苦労さんでした。
息子さんの風邪の具合はいかがですか?
帰宅を決心されたところを見ると大丈夫だった?と察しますが。。

この岩の落書きは一見??と何か謂れが、、と思う人が多いですが、それ以上に大抵の人は気付きません。
意味も無いペンキを使った落書きは困りますね。グレンの下のほうに降りていくとありますよ。平らな岩の表面に堂々と。消すのも大変だから放置でしょうけれど、自分たちは二度と来ないかもしれないから書くのでしょうね、困ったものです。
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