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ここ二、三日雪が降ったり雨が降ったり不快な日が続き、すっかり滅入っていたのですが、今朝は突然燦々と降り注ぐ太陽の光に青空も輝いています。
こんな日を屋内で過ごすのは勿体無い話。。。とばかりナイアガラ・グレンに出かけました。
車で10分という距離はありがたいです。
駐車場に付くと直ぐ後に到着した人がウロウロ辺りを見ています。何か聞きたいことがあるのだろうと近づいていくと「トロントから来たんですけど、この辺にお手洗いありますか?」
教えてあげましたが、何処から来たのか一々言う必要もないのにと可笑しくなりました。
今日の写真の表紙はツイン・ポットホール。二つ並んだ便器とふざける人も居ますが。
落ち葉が道を隠しているので「我が裏庭」と言うことになっているグレンなのに何度も道に迷いました。直ぐ後に来たフィッシャーマンも川への降り口を見逃したとブツブツ言いながら戻って行きましたから、迷子は私一人ではなかったようです。
夏のように岩登りの若者達も居ないし静かで暖かく心の洗濯にはもってこいの良い日でした。
この日すれ違ったのは前出のフィッシャーマンの他には4人だけ。
もう早朝から来て魚を釣っている人たちはもっと沢山居たようです(駐車場の車の数で)が、彼らに会う機会はありませんでした。つまりグレンを独占していたようなものです。
先週の雪嵐の後電気が不通というローレンシャン地方、倒れた木々を始末するまでは電線の修理も儘ならないとのことでシャワーも浴びられない不自由を凌いでいる人々が居ることを思うと雲泥の差です。
決してそれが悪いとは申しておりません。英語圏にいても、やはり思い遣りは大切なのだと思っただけです。
この人東洋系でしたが、日本人ではなかったし外国人(つまり旅行中とか。。)でもなさそうでした。
他人に道を聞くのに何処から来たのか言い訳した人に合うのは始めてでしたので。
聞かれた方が大抵どちらから?というのが会話の始まりらしいのですけど。
地理に疎いことを理解するのに問題はありませんが、そういうことと思い遣りとはあまり関係ないと思いますけどね。