★ Serena ★

カナダ暮らしのエスペランチスト、自然愛好家。
エスペラントやカナダの野草、ネーチャークラブの活動など思いつくままに。

ブンダーシュ・キャーニェル

2008-11-23 06:52:50 | 食 生 活
昨日の朝は起きてみたら朝食が無いのです。私はコンチネンタル派だから、卵やベーコンはあるけれど食べたくない。。。それにパンも無いし。
愛用のアプリコットマッフィンはとうの昔に品切れで、焼こうと思いながらもアプリコットを細かく切るのが面倒でついつい億劫なまま放置。
前日にレーズンパンを焼く心算がこれも同じような理由で延期になっていました。
今から焼いたんでは私のお腹が持たないし、、、と久しぶりにパンケーキを焼き、メープルシロップで戴きました。
そんなわけで必要に迫られレーズンパンを焼いたのですが、パン焼き器添付のレシピ通りに量ったのに機械が廻り始めるとなにやらニョキニョキっと重たげな音。水分が不足なようなので追加し、正常ではない過程を経て焼き終えました。
仕上がりは???
ン?
レーズンは何処だ?
と言う状態。入れたはずのレーズンが混じっていないではないですか。
良く見ればパンの底の方にみな固まってしまったようなのです。
普段お菓子に入れる時は一応レ-ズンは水でふやかすので同じようにしたのが悪かったのかもしれません。
ヤレヤレ。。。又、ブンダーシュ・キャーニェル用パンを焼いてしまった。
ブンダーシュ・キャーニェルと言うのはハンガリー語で「外套を着たパン」と言う意味です。日本的な見方をすればパンの天ぷらと言う訳になるでしょうが、実物は「フレンチ・トースト」です。そして我が家では常にブンダーシュ・キャーニェル。
もともと日が経って鮮度の落ちたパンをフックラさせるために考え出された調理法ですから、普通は焼きたては使いませんが、我が夫は何時もからからに乾燥させたもので無いと使えないように思い込んでいて、これは卵をすわせるのに時間が掛かり私は嫌でした。で、私は生パン粉に出来そうな程度の古パンを使うのです。
卵はタップリ吸わせ、言うなればパンを芯にした玉子焼きです。
先日偶然再会したペニーが、後から私たちの席に参加した若い友人に「ドコソコのレーズンパンはフレンチトーストに良いのよね」と言っているのを聞いてビックリしました。私はテリーと別な話をしていたので「ナニ、あなた、フレンチトーストのためにわざわざ特別なパンを買うの?」とチャチャを入れる機会が無かったのですが、パンを選ぶ人もいることを知りました。

とりあえず当分の間朝食には困らないでしょう。人参もタップリ買ったので今度はキャロット・マッフィンを焼くことになりそうですが。それともバナナ・マッフィンかな?バナナも早く傷むから。


エスペラントの父ザメンホフ
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