昨日は一日雨、今日はかなりな強風が吹いている様子。でも気温は15℃と気味が悪いほど暖かいのです。前庭のスノードロップス(写真)も咲き始めました。
久しぶりに買い物に出掛けました。春のジャケットを着て出掛けたのに何と暑いこと!ジャケットなんかかなぐり捨ててセーターだけの人も多く見ましたが、T-シャツだけの人だって勿論いました。
スーパーマーケットの駐車場は大して混んでいませんでしたが、出口に近い出易い場所が開いていたので其処に停め、シメシメ。
の心算でしたが、今日の買い物はちょっと重く、じゃが芋は10ポンドの袋、ということは約5キロ、加えて1.2キロの赤いパプリカと1.3キロの青いリンゴ。カートを返し車まで手で運べる重さではありません。つまり買い物を車に積んだらカートを返しに又戻らなければならないのです。
「ヤレヤレ。。」
こういう時「君はここで待っていて、」と夫は一人で車を取りに行ったものでした。私は荷物と一緒に待っていればよかったのです。一緒に車まで歩く時は荷物を積むのも彼で、カートを返しに歩くのも彼でした。ウロウロしていると「中に座ってて!」とどやされたり。。
もっとも晩年は私がカートを返しに行くことを買って出ても「ありがとう」と素直に承諾していましたが。
この強い風の中カートを押しながら、二人の方がやっぱり良かったな、と思いちょっとばかり腹が立ってきました。
先日、読み終わったからと日本語の本を送ってくれたK子さんは私よりも半年ばかり遅くご主人を亡くされた人ですが、彼の声が(自分の心の中で)聞こえるそうです。
私は夫の声を聞くことはありませんが姿は何時も見ています。今日も私と一緒に居るのです、何にもしないで。
テレビなどで見るホーンテッド・ハウスの亡霊たちだと物を動かしたり楽器を鳴らしたり出来るのに、我が夫の亡霊は何もしません。ただ一緒にいるだけです。
じゃが芋の袋くらい持ってくれたらなぁ、先に死んじゃったこと大目に見るよ。