★ Serena ★

カナダ暮らしのエスペランチスト、自然愛好家。
エスペラントやカナダの野草、ネーチャークラブの活動など思いつくままに。

フォールスヴュー・ホテル August 30,2005 16:54

2005-08-30 05:54:12 | Weblog

電話メッセージが入っていました。もう何年も会っていないトロントの知人からです。
ナイアガラフォールスに来ているので会いたい、泊まっているホテルはフォールスヴュー・ホテル。部屋番号は716。電話下さい。というものです。
滝が見えるところにたっているホテルは殆ど皆その名の後に「フォールスヴュー」と付けています。これだけではどのホテルなのか分かりません。

そこで、一体何軒くらいのホテルが「フォールスヴュー」を使っているのか電話帳で調べてみました。十軒あります。中には小さなホテルで7階など無いのもありますから、そこからある程度は絞れますが全部のホテルを知っているわけではないので、これも一々電話で聞いて見なければなりません。
「もしもし、お宅7階ありますか? 無ければいいです」ガチャン!
ってことに。
「フォールスヴュー」と名の付くホテルが一つしかないと思っている人が意外に多いのに驚きます。これをつけることでその位置が大体分かるし、ホテルとしては売りやすいわけですから付ける気持ちは理解できます。この混乱を避ける目的でしょうけれど、「オン・ザ・フォールス」「バイ・ザ・フォールス」等々他の呼び方を工夫している所も勿論ありますが、それさえも「フォールスヴュー」だと思い込んでいる場合があるのです。

この「フォールスヴュー」で苦い経験をしたことがあります。

バッファロー空港に到着したグループの或るメンバーの荷物が到着しませんでした。係員は色々書式用紙に書き込み、ホテルの名前も勿論訊きました。
「シェラトン・フォールスヴュー」と私が応え、係員が書き込みます。当然その通りに書いたものと思っているので、次の便で到着次第ホテルに届ける約束で立ち去りました。
グループをホテルに届ければ私のその日の役目は終わりなので帰宅したのですが、翌朝、荷物が未だ来ていないと言われたのです。幸いグループはその日またバッファロー空港から飛ぶので荷物は取り戻せたのですが、航空会社のオフィスに行くと前日の係員では無い人がいて、どのホテルか分からなくて届けられなかった、と言うのです。呆れてしまいました。
その時は一晩の不自由で済んだのですが、もうバッファローに戻らないのだったら、大変面倒なことになっていたでしょう。
写真は「フォールスヴューホテル」の群れ