つれづれ読書日記

SENとLINN、二人で更新中の書評ブログです。小説、漫画、新書などの感想を独断と偏見でつれづれと書いていきます。

弟は二歩?

2006-01-12 19:15:37 | 木曜漫画劇場(白組)
さて、そういえばこれをやってなかったの第408回は、

タイトル:はじめの一歩(1~74巻:以下続刊)
著者:森川ジョージ
出版社:講談社

であります

扇:でーす。

鱗:で~す。

泉:誰よアンタ。

林:だ。

戦:『だ』さん?

輪:誰がだっ!
ったく、誰だよ、こんな前ふりしたのは(笑)

栓:乗ったのは君だ。
というわけで……恐らく、『あしたのジョー』以来のメガヒットボクシング漫画です。
スポーツ漫画というカテゴリーで見ても、これだけ売れたのは珍しい。

厘:乗らないと文句言うクセに……。
売れたのもあるが、長いのも珍しいだろう。74巻ってよくもまぁ、ここまで描いたよ。
でも、このほかにこのひとのマンガってぜんっぜん知らないな(笑)

洗:文句なんて言わないよ、おしおきするだけだ。
確かに長い、一対一しかあり得ないバトル漫画でここまで続く作品もないな。
言うな……私も知らない。

燐:ふっ、返り討ちにしてくれるわっ!
……ってまたお約束かいっ!(笑)
さておき、ストーリー紹介……って紹介するほどではないなぁ。

宣:ふっ、このワンパターン野郎がっ!
いじめられっ子だった主人公が、尊大でイヂワルで滅法強いボクサーと出会ったことで精神的にも肉体的にも強くなっていく物語です。
主人公だけでなく、対戦相手のドラマも上手いこと処理しているのが特徴ですかね。

臨:まぁ、確かに、ただ単に戦ってるだけじゃ、ここまで人気は出ないだろうねぇ。
ボクシングジムの先輩二人組とかも、うまい具合に話作ってもらったりと、脇もしっかりと作ってるからねぇ。
……ってところで、キャラ紹介行っとくかね。

鮮:では、主人公の幕之内一歩。
ドジ、照れ屋、ちっこい、と非常に可愛らしい要素を備えた少年(後に青年)だが、母一人子一人の釣り船屋さんを支えてきた頑張りやさんなためか、真面目さと意地の強さはかなりものがある。
ギャグが通じないという致命的な弱点を持つが、微妙に天然入っているため、クセ物揃いの鴨川ジムでも何とかキャラを保っている。(笑)
ボクサーとしては、下半身の強さを利用したハードパンチと、主人公特有のべらぼうな打たれ強さを武器とした生粋のインファイター。

凛:次は、宮田一郎。
一歩が鴨川ジムに入ったときにすでに鴨川ジムのホープだったが、ほとんど素人同然の一歩に負けてしまい、鴨川ジムを去っていった一歩のライバル。
表面上クレバーだが、とてつもなく負けず嫌いで熱血漢。
……それにしても、まじめすぎてふつーのキャラ紹介だな……(笑)

仙:次は、鴨川源二。
一歩の所属する鴨川ジムのオーナー兼トレーナー。
とにかく怒鳴るため熱血派に見えるが、その実非常に緻密な計算をする人物であり、的確なアドバイスで一歩を導いていく。
どの巻だっだか忘れたけど、「努力した者が全て報われるとは限らん。しかし、成功した者は皆すべからく努力しておる(だったかな?)」の台詞は結構好き。
――もっとも、それが適応できない人種ってのもいると思うが。(爆)

吝:では、鴨川ジム……と言うより、このマンガ最強のボクサーの鷹村守。
抜群の破壊力にトレーナーの指導力による技術が加わって、とにかく強い。
つか、カウンター使いの宮田と階級がぜんぜん違うのに同レベルのスピードで動けるんだから、おかしいよな、こいつ。
でも性格はオレ様なヤツで、後輩でいたずらをする、女癖が悪いなど、破天荒だがボクシングに対しては真摯。

践:木村達也、一歩の兄貴分その二。
したたかな性格で、横暴な鷹村、感覚型の青木との間で上手く立ち回り、いいポジションを位置している素敵なお方……つーか、場が荒れたらさっさと逃げる。(笑)
ただ後輩にはかなり甘い性格で、イタズラをしかけたりせず、アウトボクサーとして親身にアドバイスしたり、マメにフォロー入れたりする。
いわゆる、一緒にいる仲間の一人――みたいな扱いだったが、超強力な顔キャラ真柴との対決ではかなりマジだった。

倫:青木勝、鴨川ジムの一歩の兄貴分その三。
ギャグ担当(笑) たいていは鷹村の横暴の被害者となっている。(鴨川会長がいないときのプロレス相手、世界チャンピオンになったあとの鷹村銅像を売りに行かされるなど)
ボクシングスタイルはファイター型で、独特の癖のある戦い方をする。
ちなみに得意技は「カエルパンチ」「死んだふり」「よそ見」など(笑)
誰がモデルなのかは言うまでもない。

先:上手いこと書き分けてるよなぁ。
他にも沢山書きたい人達がいるんだけど、長くなりそうなんでここで終わっとくかな。
(これも毎回言ってるな)

鈴:そうだな。なんか最近は文字数が出るから判断が速い(笑)
では、今回の木曜漫画劇場はこの辺で幕でございます。
アンコールは受け付けませんのであしからず(笑)
さよーなら~~~~~~~

扇:シメぐらいは元に戻すか。
え? アンコールないの? 何したらいいか分かんないけど。
ではではではではではっ、さようなら。