さて、LINN的にとても安心できてオススメファンタジーの第233回は、
タイトル:グラン・ローヴァ物語全4巻
著者:紫堂恭子
出版社:角川書店
であります。
鈴:最近職場で本を借りたりすることが多くなってきたLINNで~す。
扇:山積みの本を消化しながら、さらに買って増やしてるSENでーす。
鈴:ここの管理してるととんでもなく増えていくな。
……で、さておき、グラン・ローヴァ物語であります。
グラン・ローヴァ、とは「放浪の大賢者」と言う意味で、この大賢者と主人公の旅の物語であります。
扇:が、当初の予定だったみたいだけど、流れで世界の変容とそれを押しとどめようとする人々の話にシフトしてったな。
鈴:なってしまったなぁ。
まぁでも、それはそれでまったく問題なし。好きだから(爆)
扇:相変わらずの自己完結だな。
もう少し、ニュートラルな位置を保ちたまえ。
とりあえず、恒例のキャラ紹介といきますか。
鈴:感性派ににゅぅとるぁる、と言う言葉はふさわしくないぞ(笑)
まぁ、とにかくキャラ紹介だな。
主人公サイアム。最初は田舎で賢者の真似事をして食いつないでるケチな詐欺師。
グラン・ローヴァとともに旅をして、いろんな経験をするうちに、最後には自分がグラン・ローヴァと呼ばれるようになってしまう、極めて不幸なひと。
……あー、そうそう、銀晶球を裡に取り込んだために人生を狂わされたひとでもある。
扇:銀晶球というのはこの漫画のキーアイテム。
ドラゴンボールみたいなもんと解釈しといて下さい。(凄い解説やな)
では、もう一人の主人公グラン・ローヴァ。
大賢者、と呼ばれている人……何が賢いのか本人自身も解ってない。(笑)
自分の肩書きの利点は働かなくていいこと、と堂々と公言するイカスジジイ。
サイアムが大ツッコミならこの人は大ボケ。
つーか賢人会議でサイアムが毒吐いてる横で、イリューシアとあやとりしてるってどうよっ。
鈴:いい性格してるよなぁ、あのじーさん。
さて、次はヒロインのイリューシア。このひとの絵柄が大好きな私としてはすんごいかわいい子。
ただし、本体は大蛇(笑)
でも、けっこう苦労人。最終的には大好きなサイアムと別れることになるんだけどね。
まー、そのまんまくっついてくれたら逆に興醒めだったりするけど(笑)
扇:萌えてんのかよっ。
まぁ私も、肩にダシのっけてパナケア脅すシーンは格好良くて好きなんだが。(笑)
では、サイアムの息子の一人、デシ……名前の由来は語尾に付ける言葉。
イヌワラシと呼ばれる妖魔で、万病の薬として人間に捕らわれたところをサイアムとグラン・ローヴァに助けられた。
ヒヨコと同じで、最初に見たサイアムをとーちゃんと呼ぶが、最後は自然に帰っていった。
鈴:いやぁ、これを最初読んだ当時はたぶん、萌えてたと思う(爆)
で、おなじくサイアムのもうひとりの息子のダシ。おなじく、語尾が「○○ダシ」というところから命名。
人間に襲われ、妖魔の本性を目覚めさせたために一度サイアムのところから姿を消したが、とーちゃんの危機に現れては救っていく親孝行な子。
扇:ダシ、ええ息子やわぁ~~~。(つーかどこに萌えてるんだ、私は)
悪役精霊のパナケア、なんなとく立ち位置失敗してる人。
長生きしてる割には脳みそ空っぽで、物事を悪い方向にしか持って行かない。
つーか、散々暴れ回って自滅かよ、オイ。
鈴:まぁ、バランス取ろうとしてぜんぜん取れてないわなぁ、こやつ。
……にしても、壮大なことを描こうとして、小さいところに収まった話、と言う感じはしないでもないなぁ。
扇:まぁ、無理してだらだら続けるよりはいいんだけどね。
つーか、結局サイアムとパナケアって別個に動いてるだけなんだよねぇ。
個人的にはそこらへんがちと不満かな、つーかパナケアの主張は稚拙過ぎてアンチテーゼにすらなっていない。
鈴:そう、この人の作品はだらだら続けずにきっちり終わってくれるところがよいのじゃ。
アンチテーゼ云々はまぁ、そこまで求めるか、ってのもあるからなぁ。
しかし、確か最初の「辺境警備」だったと思うけど、「ナルニア国物語」とか「ゲド戦記」(確かこれだったと思う。指輪物語だったかなぁ)しか読んでないのに、これだけファンタジックな話を描ける、ってのに驚いた憶えがあるなぁ。
扇:出てくる人間はすべて日本人(笑)だけど、世界観は綺麗にまとめてたな。
望みをかなえてくれる銀晶球の設定も上手いことはまっていたな。
凶悪なパワー持ってるものが偶発的に空から落ちてくるってのは面白い。
鈴:ストーリーテラーとしてはうまい具合に描いてるわなぁ、このひと。
その割には、古本で手に入りにくかったり、再版が少なかったり、マイナーメジャーなひとだよなぁ。
もっと人気が出ても……と思わないでもないのに。
扇:俺はこれしか読んでないんだが、他にも読んでみたくはなるな。
どこ行っても落ちてないけどさ。
鈴;落ちてないなぁ。それなりに読める話を書いてくれるひとなんだが、やっぱりマイナーメジャーなんだろうなぁ。
でも、LINN的にオススメなので、全巻見つけたら読んでみてくださいませ。
扇:さーて、来週の木曜漫画劇場は……ネクスト・コナン!
お楽しみに~
鈴:ネクスト・コナンズ・ヒント……ってあるわけないしっ(爆)
では、今回の木曜劇場はこの辺で。
さいなら、さいなら、……さいならっ!
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タイトル:グラン・ローヴァ物語全4巻
著者:紫堂恭子
出版社:角川書店
であります。
鈴:最近職場で本を借りたりすることが多くなってきたLINNで~す。
扇:山積みの本を消化しながら、さらに買って増やしてるSENでーす。
鈴:ここの管理してるととんでもなく増えていくな。
……で、さておき、グラン・ローヴァ物語であります。
グラン・ローヴァ、とは「放浪の大賢者」と言う意味で、この大賢者と主人公の旅の物語であります。
扇:が、当初の予定だったみたいだけど、流れで世界の変容とそれを押しとどめようとする人々の話にシフトしてったな。
鈴:なってしまったなぁ。
まぁでも、それはそれでまったく問題なし。好きだから(爆)
扇:相変わらずの自己完結だな。
もう少し、ニュートラルな位置を保ちたまえ。
とりあえず、恒例のキャラ紹介といきますか。
鈴:感性派ににゅぅとるぁる、と言う言葉はふさわしくないぞ(笑)
まぁ、とにかくキャラ紹介だな。
主人公サイアム。最初は田舎で賢者の真似事をして食いつないでるケチな詐欺師。
グラン・ローヴァとともに旅をして、いろんな経験をするうちに、最後には自分がグラン・ローヴァと呼ばれるようになってしまう、極めて不幸なひと。
……あー、そうそう、銀晶球を裡に取り込んだために人生を狂わされたひとでもある。
扇:銀晶球というのはこの漫画のキーアイテム。
ドラゴンボールみたいなもんと解釈しといて下さい。(凄い解説やな)
では、もう一人の主人公グラン・ローヴァ。
大賢者、と呼ばれている人……何が賢いのか本人自身も解ってない。(笑)
自分の肩書きの利点は働かなくていいこと、と堂々と公言するイカスジジイ。
サイアムが大ツッコミならこの人は大ボケ。
つーか賢人会議でサイアムが毒吐いてる横で、イリューシアとあやとりしてるってどうよっ。
鈴:いい性格してるよなぁ、あのじーさん。
さて、次はヒロインのイリューシア。このひとの絵柄が大好きな私としてはすんごいかわいい子。
ただし、本体は大蛇(笑)
でも、けっこう苦労人。最終的には大好きなサイアムと別れることになるんだけどね。
まー、そのまんまくっついてくれたら逆に興醒めだったりするけど(笑)
扇:萌えてんのかよっ。
まぁ私も、肩にダシのっけてパナケア脅すシーンは格好良くて好きなんだが。(笑)
では、サイアムの息子の一人、デシ……名前の由来は語尾に付ける言葉。
イヌワラシと呼ばれる妖魔で、万病の薬として人間に捕らわれたところをサイアムとグラン・ローヴァに助けられた。
ヒヨコと同じで、最初に見たサイアムをとーちゃんと呼ぶが、最後は自然に帰っていった。
鈴:いやぁ、これを最初読んだ当時はたぶん、萌えてたと思う(爆)
で、おなじくサイアムのもうひとりの息子のダシ。おなじく、語尾が「○○ダシ」というところから命名。
人間に襲われ、妖魔の本性を目覚めさせたために一度サイアムのところから姿を消したが、とーちゃんの危機に現れては救っていく親孝行な子。
扇:ダシ、ええ息子やわぁ~~~。(つーかどこに萌えてるんだ、私は)
悪役精霊のパナケア、なんなとく立ち位置失敗してる人。
長生きしてる割には脳みそ空っぽで、物事を悪い方向にしか持って行かない。
つーか、散々暴れ回って自滅かよ、オイ。
鈴:まぁ、バランス取ろうとしてぜんぜん取れてないわなぁ、こやつ。
……にしても、壮大なことを描こうとして、小さいところに収まった話、と言う感じはしないでもないなぁ。
扇:まぁ、無理してだらだら続けるよりはいいんだけどね。
つーか、結局サイアムとパナケアって別個に動いてるだけなんだよねぇ。
個人的にはそこらへんがちと不満かな、つーかパナケアの主張は稚拙過ぎてアンチテーゼにすらなっていない。
鈴:そう、この人の作品はだらだら続けずにきっちり終わってくれるところがよいのじゃ。
アンチテーゼ云々はまぁ、そこまで求めるか、ってのもあるからなぁ。
しかし、確か最初の「辺境警備」だったと思うけど、「ナルニア国物語」とか「ゲド戦記」(確かこれだったと思う。指輪物語だったかなぁ)しか読んでないのに、これだけファンタジックな話を描ける、ってのに驚いた憶えがあるなぁ。
扇:出てくる人間はすべて日本人(笑)だけど、世界観は綺麗にまとめてたな。
望みをかなえてくれる銀晶球の設定も上手いことはまっていたな。
凶悪なパワー持ってるものが偶発的に空から落ちてくるってのは面白い。
鈴:ストーリーテラーとしてはうまい具合に描いてるわなぁ、このひと。
その割には、古本で手に入りにくかったり、再版が少なかったり、マイナーメジャーなひとだよなぁ。
もっと人気が出ても……と思わないでもないのに。
扇:俺はこれしか読んでないんだが、他にも読んでみたくはなるな。
どこ行っても落ちてないけどさ。
鈴;落ちてないなぁ。それなりに読める話を書いてくれるひとなんだが、やっぱりマイナーメジャーなんだろうなぁ。
でも、LINN的にオススメなので、全巻見つけたら読んでみてくださいませ。
扇:さーて、来週の木曜漫画劇場は……ネクスト・コナン!
お楽しみに~
鈴:ネクスト・コナンズ・ヒント……ってあるわけないしっ(爆)
では、今回の木曜劇場はこの辺で。
さいなら、さいなら、……さいならっ!
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