さて、久々にカラオケをしたので喉が痛いの第235回は、
タイトル:我が家のお稲荷さま 2
著者:柴村仁
出版社:電撃文庫
であります。
1巻の出来がそれなりによかったので、続きを買ってみた。
結局、電撃ってのは戦ってナンボ、ってのがよくわかる。
1巻は、『日常の中』での戦いが描かれていて、それも適度にあったので、そういう『日常』と(あえて言うなら)『非日常』とのバランスがよく、雰囲気のある作品になっていた。
だが、この2巻は、『非日常の中の日常』程度でしかなく、全体的に戦闘シーンに比重が傾いているため、1巻では作品世界を形作るのにいい役目をしていたものがなくなって、結局没個性気味。
キャラは前作同様、いい感じに出来ているのだが、結局ストーリーよりもキャラクターに頼っている感じが前作よりもする。
ストーリーは、昇、透兄弟が住む町とは違う土地を管理する土地神と、その土地神が持っていて、けれど盗まれてしまった秘宝を巡ってのお話。
話の内容や雰囲気はどうあれ、ストーリー展開としてはそつなく、かな。
繋がりも悪くないし、テンポはいいので、読み進めるのに問題はない。
ただ、クーの男姿がほとんどないのが気になるな。
水着姿だの出てくるし、どうしても、こう、受けを狙うために女姿ばかりにさせられているような邪推をしてしまいたくなる。
風呂上がりのコウのシーンもそうだなぁ。
水着姿のクーや風呂上がりのコウに、きっちりとイラストがついているあたり、まぁ、確実に受け狙いをしているんだろうね。
こういうのもあって、1巻に較べて2巻は総じて評価は低め。
2巻が、1巻でもあったようなこの作家らしい『日常』の雰囲気をそのままにしてくれていればよかったのだけど。
まぁでも、極めて数少ない読めるほうのライトノベルなので、3巻に期待したいところではあるけど。
――【つれづれナビ!】――
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タイトル:我が家のお稲荷さま 2
著者:柴村仁
出版社:電撃文庫
であります。
1巻の出来がそれなりによかったので、続きを買ってみた。
結局、電撃ってのは戦ってナンボ、ってのがよくわかる。
1巻は、『日常の中』での戦いが描かれていて、それも適度にあったので、そういう『日常』と(あえて言うなら)『非日常』とのバランスがよく、雰囲気のある作品になっていた。
だが、この2巻は、『非日常の中の日常』程度でしかなく、全体的に戦闘シーンに比重が傾いているため、1巻では作品世界を形作るのにいい役目をしていたものがなくなって、結局没個性気味。
キャラは前作同様、いい感じに出来ているのだが、結局ストーリーよりもキャラクターに頼っている感じが前作よりもする。
ストーリーは、昇、透兄弟が住む町とは違う土地を管理する土地神と、その土地神が持っていて、けれど盗まれてしまった秘宝を巡ってのお話。
話の内容や雰囲気はどうあれ、ストーリー展開としてはそつなく、かな。
繋がりも悪くないし、テンポはいいので、読み進めるのに問題はない。
ただ、クーの男姿がほとんどないのが気になるな。
水着姿だの出てくるし、どうしても、こう、受けを狙うために女姿ばかりにさせられているような邪推をしてしまいたくなる。
風呂上がりのコウのシーンもそうだなぁ。
水着姿のクーや風呂上がりのコウに、きっちりとイラストがついているあたり、まぁ、確実に受け狙いをしているんだろうね。
こういうのもあって、1巻に較べて2巻は総じて評価は低め。
2巻が、1巻でもあったようなこの作家らしい『日常』の雰囲気をそのままにしてくれていればよかったのだけど。
まぁでも、極めて数少ない読めるほうのライトノベルなので、3巻に期待したいところではあるけど。
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