この冬最強の吹雪です。
でも二日も家の中にウジウジしてては変わり者の偏屈爺いはたまりません。ばばちゃんに「買い物にでもいてこようか」というとあきれ顔のばばちゃんは「こんな吹雪に?」などいうと意地になって怒る偏屈爺いとよーく知っていますから「じゃー仏様にあげる花とわかめを買ってきて」といいました。
リュックをしょってドアを開けるとすごい吹雪です、でも言い出したてまえ止めるわけにはいかずゴム長はいて飛び出しました。
集落のうちはよかったんです、道路は消雪道路で雪はありませんから、それに古里が豪雪地帯に奥会津只見の爺いです。ぴちぴちらんらん平気です。元気にあるって行きました。
ところがどっこい国道にでたら歩道が除雪されてなくてあるけません、やむなく街の裏道を遠回りしてcoopへ行きました。coopにはいると欲しい物がいいっぱいあって、牛乳に肉に野菜にトマトに等々・・カートの買い物籠はいっぱいになりました。リュックにつめると肩に食い込む重さです。裏街通りの道は遠いんです。疲れました。
玄関にはいるとしばらく荷を下ろして休んでいるとばばちゃんが優しい笑顔で「ご苦労さま」といいました、。「なに只見うまれ俺だ、こんなのなんのこともない」というような顔してしばらく腰をおろして休んでいました。かっこつけて強がるのもよういじゃありません.,ばばちゃんはいつものことと心のうちで笑っていたとおもいます。
人間素直が一番としみじみ思いました。おとこの沽券をままおるのもたいへんです。