冷たい風に吹かれて屋根からのつつららが固く凍っていました。
本格的な冬ですね
豪雪地帯寒さもぐんと厳しい私の古里只見のつららはこの3倍にも5倍にも大きくなって私の小さかった頃は「カナックリ」といっていました。たぶん今の只見の子供達はみなツララ といううんでしょうね。学校教育とテレビで教育されていますから。地方語が消えていきます。寂しいです。
私の子どもの頃の只見語少しあげてみましょうか
「ケイレゴ」オタマジャクシのことです。 かえるごがなまったんだろうと思います。
「さんぎゃし」竹馬のことです。さぎあしがなまったんだろうと思いまっす。
「しじっこ」幼い男の子のおちんちんのことです。「しじっこ」は古語辞典に載っている古語で今に生きているんです。
ばばちゃんと一緒にふと只見言葉を懐かしみおました。私とばばちゃんの二人会話にはいまでもこんな言葉がちゃんと 生きています。
「しなだどこさいってきゃったやー」とばばちゃんが言えば私は「おんっつまのえさえってきてごっぞになってきただやー」大意はお分かりだろうと思います。丁寧語なんですよ。音楽的な抑揚があります。