毎日の高気圧に覆われた空のした酷暑の夏が続きます
午後の町中の暑さは呼吸もできないほど、アスファルトの黒い路面はやけどしそうな熱さです。これはもう人間の住む環境ではないような気さえします。
エアコンのない家で一人暮らしの晩期高齢者の方が熱さに耐えて暮らしていらしゃる話も聞きました。
同居の息子さんたち夫婦との折り合いがうまくいかず、意地はって「ここは私の家よ!」と一人エアコンの壊れた部屋で怒っている老いたおばあさんの話なども・・・・
ばばちゃん(家内)はデーサービスのお世話になっていますので老いた人達のいろんな哀れな話も耳に入ります。それは若い人達にばかりに問題があるのではなくて、いままで生きてきて老いた人達の生きざまにもなにがしかの瑕疵も・・などとは思うんですけども・・・身につまされることもあるんです。
なにがしか政治にかかわりのあるような人たちから「生産性のない人には価値がない」みたいな意味の発言が軽々しく発言されるのを聞くと、老体の私などは一昔前ならこんな発言は大きな社会問題になってしまったろうに、日本の社会があらぬ方向に傾きかけているんではなかろうかと危惧したりもするんです。「生産性」などというおかしな言葉も近頃出てきた言葉ですよね、「人間の生産性」人間を機械のように思っているのは誰ですか、なんか怖いです。もう動かなくなったり壊れた機械は廃棄すればことすむと思っていらっしゃるんでしょうか、怖いです。 。
身近のことでいうなら私達の町などでは公的な面でも、一般的な生活の面でも老人に対してはみなさんがいたれりつくせりの心遣いをしていてくださるんです。デーサービスの皆さんはみんな親切でばばちゃんは行く日をすごく楽しみにしていますし、90歳になって町から頂いた○○万円の祝い金が嬉しくてどこへいこうかなにを食べようかなどと毎日つぶやいているばばちゃんなんですよ。 (*^o^*)
エアコンの効いていないパソコン室の午後の温度は39度でした。エアコンいれて今は29度快適になりました。
今の時代はいいことも怖いこともいっぱい、老いて体力も脳力も衰えてきた今熱中症になったり、ネットや電話や制服を語っての訪問などで悪質な詐欺に引っかからないよう注意して生きなければならない時代になりました。アホなわたしなどネットの書き込みの嘘の善意を信じて危うく釣られそうになりあわててパスワードを変更したことが一度ありました。怖いです。