さんたろう日記

95歳、会津坂下町に住む「山太郎」さんたろうです。コンデジで楽しみながら残りの日々静かに生きようと思っています。

街かどの小さな辻の小さなお堂が尊くて

2018-01-20 | 日記


お堂には延命の額が掲げられ 百萬遍供養塔の側面には天保十己亥年十月吉日と刻まれていました。地蔵尊のお顔やお姿は長い年月に風化して定かではありませんけど綺麗な花が欠かさず供えられておりました。

百萬?供養は集落の人たちが集まって講をつくり輪になって大きな数珠を回しながら「なむあみだぶつ」とみんなで唱えてあの世と現世の幸せを祈る供養と聞いております。

写真はネットから借りました


お堂の中の地蔵尊のお姿は風化しています。でも今も綺麗な献花が絶えません。今はもう百万遍供養は行われていないと思いますけど遠い遠い昔からこの地区の方たちはこのお地蔵様を深く信仰し今もあの世と現世の幸せをお祈りしているのだと思いました。

私もこの年(90歳を越えて)になって延命など願いはいたしませんけど、心しずめて残された私の命の幸せをお祈りいたしました。