思い出の釣り・これからの釣り

欧州の釣り、竹竿、その他、その時々の徒然の思いを綴るつもりです

Hardy Trout Fisher Bag

2012-02-05 02:07:43 | Hardy
ハーディーは竹竿、リールの他、釣に必要な様々な物を製造・販売しております(した?)。皆様にはお馴染みとは思いますが、今回は私の愛用しているTrout Fisher Bagを紹介致したく。



私のバッグは1998年初、今は残念ながらもうありませんが、ロンドンはペル・メルのハーディーで購入したものです。ハーディーの釣用バックの中でも大型のこのバッグですが、カンバス布のバックで縁、可動部分には革をあてがっております。ショルダーストラップは取り外し可能で、これは英国の別の老舗Bradyの釣用バックとは異なります。最大の特徴は前面に網を配置した事で、これは釣った魚を入れる魚籠の役目を果たします。Trout Fisher Bagの網は余裕を持たせてあり魚籠の役目を十分に果たす事が出来ますが、例えば英国Barbourのバックで網を付けたタイプ等は、網とバック本体に余裕がある様には見えず、装飾以外の目的には使えそうもありません。







バックの内部には大型のポケットが二つあります。私は向かって左側にリーダーワレット、水温計、プリーストを入れ、右側にはハサミの類を入れております。毛鉤箱、ナイロン糸、グリース等の小物はメイン・コンパートメントに収納しております。



網を張ったゲーム・ポケットとでも言える部分。最近は使っておりませんが、釣った魚を持ち帰る場合、通気性の良い薄い布袋に魚を入れ、この網ポケットに入れておりました。魚も重いので精々2匹も入れたら持ち運びが大変です。



ショルダー・ストラップはバック側面の金具で取り付けます。長さは調整可能です。



右肩にショルダー・ストラップを掛け、左腰にバックを置くと手前に来る部分(バックの右側面)には金属製のリングが二つ配されております。ここには折り畳み式のタモを付けるための物で、背中からぶら下げるテニスラケット・タモは想定されておりません。



私が持ち歩く釣用道具です。グリース、ナイロン等の小物は写真上に見えるフィンランド航空からもらった布袋に纏めて入れております。

必要な物を即座に取り出せるという機能性では釣用ベストが一番です。しかし、バックを使っていると、毛鉤の交換等は別に瞬時に出来なくとも大した問題でない事に気付きます。やせ我慢で言えば、ゆっくりする事で落ち着けるというところでしょうか。



余り複数で釣りに行く機会が無いので自分の釣姿の写真はあまり有りませんが、下の写真は2005年9月のオーストリアはEtrachseeでの釣姿です。アルプスイワナをSharpeのタモに納めるところ。



竿はPerfection 9'。



Sharpeのテレスコピックのタモは非常に使い勝手が良くお気に入りです。


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